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ハンドドリップの際にコーヒー粉が膨らまない理由

こんにちは。
自家焙煎珈琲caffinesのTakuyaです。

以前こちらの記事でコーヒー粉が膨らむのは何故かということを紹介しました。

コーヒー粉が膨らむ理由は、コーヒー粉はお湯に触れることでガス(二酸化炭素)を放出されるから。

しかし、ハンドドリップをする際に1番最初に行う工程である”蒸らし”の段階で、上手くコーヒー粉が膨らまないという悩みを持った人も多いのではないでしょうか。

良く画像や動画でコーヒー粉が膨らんでハンドドリップをしているのを見て、いざコーヒーを始められた人が実際に自分がやってみると上手く膨らまず、そのドリップそのものを失敗したと思うケースも多いみたいです。

そこで今回は、コーヒー粉が膨らまない原因について解説していきます。

コーヒー粉が膨らまない理由

コーヒー粉が膨らまない理由は以下の通り

・コーヒー豆の鮮度が落ちている
(焙煎から日数が大きく経過している・保存状態が悪い)
・焙煎度が浅煎り
・湯温が低温すぎる
・粉で販売されている市販のコーヒー粉を使用している

コーヒー豆の鮮度が落ちている

コーヒー豆の劣化は、コーヒー粉が膨らまなくなる大きな原因。

焙煎後のコーヒー豆は保存状態に関わらず、少しずつガスが抜けていきます。

ガスが抜けることによりコーヒー豆に含まれるガスの量が減るため、粉にした時もガスの量も減っている状態になります。

その場合はお湯が触れても発生するガスは減少し、膨らみは少なくなるということになります。

焙煎度が浅煎り

浅煎りのコーヒー豆はガスの量が元々少ないため、ほとんど膨らむことはありません。

蒸らしでの膨らみを楽しみたい人は、焙煎日から日が浅い深煎りのコーヒーを選択するのがオススメです。

湯温が低温すぎる

湯温が低温すぎると、コーヒー粉のガスの放出が弱くなります。

また湯温が低いと、コーヒーの成分が抽出しにくくなりますので、ハンドドリップ時に使用するお湯の湯温は85°〜90°ぐらいがオススメ

粉で販売されている市販のコーヒー粉を使用している

コーヒー豆は粉にした時から一気に鮮度が落ち始めます。

市販されているものは陳列されるまでに時間がかかっていたり、店頭で長期間並び続けているものがあるため、鮮度の良いものとは言い難くなってしまい、コーヒー粉が膨らむこともほとんどありません。

コーヒーミルを購入して、コーヒー専門店から購入したコーヒー豆を挽いてドリップするのがオススメです。

コーヒー粉の膨らみを気にすることはないが、あると楽しい

コーヒー粉が膨らまないからといって淹れたコーヒーが全て良くないという訳ではありません。

もちろん鮮度が悪いと味わいに影響が出ますが、鮮度が良い豆を使用してコーヒー粉が膨らまなくてもそこまで気にする必要は無いので、淹れたコーヒーの味わいを重視するようにしてくださいね。

最後に

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