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【毎日が文鳥】ましゅが低血糖を起こした

毎日朝イチで鳥ちゃんたちの体重測定をしているのだが、今朝ましゅの体重が前日よりも1.4g減っていた。

ここ数日のましゅは24.5gで今朝は23.1g。
これはおかしい、とましゅの様子を見ると目を瞑ってじっとしている。
おやつのシードをあげても口にするけどポロッと落とす。
普段のましゅなら有り得ない。

よくよく見るとしっぽも少し震えている。
止まり木に捕まる足も踵が少し下がっている。

これはヤバいと思った。
まだ立てなくなってないけどかなり危険な状態に見える。

とりあえず、小鳥の知恵というサプリのシロップを飲ませてみた。
ましゅはこれが大好きなのでチューっと水滴のシロップを飲んでくれた。

病院のあく時間になり、急患で入れて貰えるように相談の電話。日曜日なのでいっぱいな上に院長先生が今日1人で見なくちゃ行けなくなって多忙過ぎるけど、おそらく院長先生の計らいで急患でみてもらえることになった。
本当にありがたい。

その間に出来ることは、温めること、食べれるものなら何でもあげること。

ケージのヒーターを28度くらいにし、濡れタオルで湿度もさらにあげ、大好きな粟穂をましゅが止まってるところに設置。あとはシードも餌皿にいれた。

粟穂は大好きなので食べる気になったのかついばんでる。
あとはうんちを確認したいから時々下の紙を確認。
粟穂の殻がいっぱい落ちてるのに安心する。
良かった、中身食べてる!


2時間前になり車で病院に出発。
キャリーを入れてブランケットでくるみ、バッグにいれて左右に湯たんぽをしてしっかり保温。
多分かなり暖かいと思う。
ましゅは久しぶりのキャリー移動で緊張の面持ちだけど、ぐったりはしていない。ごはんを少し食べられたので回復してきているのかも?

病院に到着し、先生に診てもらった。
いつもうちの鳥ちゃん達を診てくれる、主治医の院長先生。
朝のましゅの様子、体重の変化、食べられなかった(今は粟穂を食べられた)ことなどを説明し、昼に出た本日1回目のウンチを見せる。
あと今朝交換したウンチシート(パートナーのうんちも混じっているので参考にならないかもしれないが念のため)。

そのう検査と糞の検査をし、どちらも異常がないことを確認。
もってきたウンチをそこで見せると、ああ~腸の粘膜が一緒にでてるね。とのこと。
スピカも出たことあるのだがもう少し赤こげ茶色だったのと、ましゅのはバナナの皮色だったので別物と思ったが、確かにちょっとゼリー状だった。
ああ、これ粘膜だったのかと思った。採取してきてよかった!

・まず、朝の様子を伝えると「低血糖」の状態だったこと。

・尻尾の細かな微細動は低血糖で寒くて体を振るわせたかったけど、力がでなくて小さい振りになったのではとのこと。

・なぜ低血糖だったのか?だが、体重が減っているので前日にあまりご飯を食べられなかったこと。何らかの理由で食欲が落ち、いつもはパートナーのるなちゃんと、それぞれでごはんを食べられている(エサ皿が個々にある)のだが、食欲のないましゅがごはんを残し、それをるなちゃんが平らげてしまったのだ。夕飯かもしれない、ごめんましゅ・・・

・ではなぜ食欲がおちたのか?が最大の原因だが、粘膜ウンチがでているので、風邪かなんらかで腸炎を起こし、一時的に食欲がおちたのではとのこと。
何なのかまではわからないけど、腸炎の見立てで抗生物質、整腸剤、ビタミンのお薬がでた。

心配していた発情関係ではなかった。この体重なら未成熟の卵すらできないし、ちょっと発情行動があってもベスト体重の変化が(4グラム以上増えない限り)は大丈夫とのこと。
ベスト体重はましゅなら23~25g以内。

ちょっと未成熟卵があってつぶれたりしたのかと焦った・・けどよかった。
ましゅは去年は無精卵を産み、低カルシウム血症になっていたので怖いのだ。

低血糖にせよ、低カルシウム血症にせよ小さな小鳥だとあっというまに衰弱して最悪死に至るので、すぐに鳥専門医のいる病院にかかってほしい。
ちょっと様子見をするとあっという間に命を落とすので本当に・・・掲示板で相談する前に先に病院に急患の予約を取って欲しいと思う。

・目を閉じてじっとしている
・膨らんでいる
・震えている
・足に力が入らない(うずくまる、止まり木にとまっているけどぐらついている、かかとが下がっているなど)
・食欲がない(好き嫌いを除く)
などだ。

眠い時を除いて、あきらかに元気がない場合はもう危ないのだ。
急変もありえるので、よく見てあげてほしい。


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