人と人が知り合い分かりあう、
という事に想いを巡らす


誰かの事を強く知りたい
理解しあいたいという想いには
プライオリティーが付き纏う



それは
その相手が自分にとって
好きであるとか
大切だと感じるような個人的感情からは離脱できない


いわば、自分にとってのプライオリティーを踏まえた上での
選択になるのはやむを得ない


内面を露呈する事と
そこに第三者が何かを見出し
その人間と関わりたいと渇望する事は別の問題だ


一人の人を深く知る事


それが書物をめくるような
探究心だけならば
好奇心であり

互いの価値存在を必要としあい
ジェラシーさえも伴う感情が
芽生えれば
もはや恋愛である



どちらにせよ
たまに知性の意味をよく分かっていない、と感じる人に出会うが
知性の根底にあるものは他者への愛だ



美輪明宏さんは
知性がないとはつまり
デリカシーのなさ
とか
言っていたような


理解する、
understandを言葉あそび的に解釈するなら
その対象の下に立つ、
という事




なんらかの形で知り合えた人から何を見出すか




それは
自分次第だ



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