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「新しいことを始める」が難しくなっていくのはなぜ?続かなくてもおっけーと思うわけは?

新しい年になって新しいことを始めた人も多いのではないだろうか? 

そんな皆さん、それ、続いてます?

何を隠そう、私は、新年にやりたい10のことに書いたうちのひとつ「大河ドラマを観る」を早速さぼっている。

いや、先週日曜の分を見損なっているだけ。
つまり、今週日曜の放送が始まる前に観れば間に合う。?あるいは、何回か見損なったらいつかまとめてみれば(いつ?!)追いつくはず。

続けるってことは、やめないこと、休んでいても再開しちゃえばいいのさ!

って感じで、私は割とゆるい時間の幅の中で何かを成し遂げる方が向いていると自覚している。

まあ、溜めると後々大変になるのが世の常だけど。

どうしてもしたい!
やるんだ!

と思うことは勢いで始めて続けられると思うけど、そこまででもないことはどことなく中途半端になって止まる。

この現象、若い時には息を吐く様にしていた。
本を手に取るけど途中までしか読まない。 
気になって買ってみるけど飽きてしまう。
いいなと思った恋人も、違うかなとすぐ思う。 
資格試験の勉強を放棄する。
忙しさにかまけてジムを退会する。

いやいや、途中までやってそれってもったいなくない?と、そこまで思わなかった。

残人生時間を考えたり、子どもたちと夫との家族生活の運営に多忙になったりして、どうにもこうにも「新しいことをする」のがハードルが高い。

新しいメイクを取り入れるみたいなこともそうだし、服も靴もスタメンがいて古びたら同じ様なものをリプレースしてるだけ。

特に子育てをすると毎日が新しいことの連続。
子どもの発言や宿題、保育園からの連絡、どんどこ新しい情報が入ってきて新たなアウトプットが求められる。

これ以上、自分のために新しいことなんて始められない!

そう思ってしまう。
その裏に、「手をつけても、続けるのが難しいから、時間と労力がもったいないかも」という気持ちもある。
やると決めたのに「また挫折した自分」をみるのもなんかいやだ。

若い頃は、別に、だめでも次!次!
(心の声。時間もお金も労力もあるし)

という感じだったのだろうか。
だから、人は歳をとると新しいことに挑戦しづらくなるのかもしれない。
よく言えば「成果が出ないことを始めないため、必要なものを見極める目が養われた」ということかもしれない。

しかし最近、思うことがある。
「歳を取って、頑固になった。頭が硬くなった」と言われるのが怖い。

歳を取ると意固地になる、マイペースがキツくなる人というのをよく耳にする。

できたら、そして、これはとても難しいと思うけど、私は、いつまでも子どものような柔らかい頭がほしい。

大人はかつて子どもだったことを忘れてしまう、というフレーズをトットちゃんは著書の中で幾度も引用していた。

そう、新しいことを吸収したり始めたりすることにワクワクしたいのだ。

だから、私は、始めてみたことが途中になっても「ふーん、ほう!おもしろい」そう思った小さな一歩を大切にしたいと思う。
そんなガラクタを入れる心の余白が欲しい。

いつか「あ!」とガラクタどうし繋がることがあるかもしれない。

やってみたらいいじゃない。
失敗してもいいじゃない。
そういうのもありかもね!

そんな、「どうせ」「だって」を言わないおばさんを目指している。

というわけで大河ドラマをたとえためしまっても、たとえ観るのが途絶えてしまっても「いいんだよ」と言える言い訳をここに記しておく。

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