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私のコーヒー時間。時短を極めようとしたらドリップバックに行き着いた。次男はおねだり上手。

なんで子どもって土日に早起きするのだろうか。

顔を洗ったり服を着替えたりするのはやけにのろのろしているが、早く起きるとお腹はすくみたいで、土日の朝ごはんはなぜか慌ただしい。

休みなのになぜ。

よく、休みの日くらい休ませてと母親が言っていたような記憶が蘇る。
かなり長い年月を経てやっとわかった。
分かったよ、お母さん。

コーヒー豆をゴリゴリ挽いて、コポコポとお湯が染み込むのを見たい。
ふんわり漂う湯気を味わいたい。
そんな思いをいったん捨てて、特急モードで朝ごはんの支度をする。

食欲旺盛の1歳児はキッチンの踏み台に腰掛けて、「なにかくれ」と言うので、ヤクルトをあげる。
彼はおねだり上手なのだ。
次男の特権だろうか?!

長男は何やら遊びながら黙って食卓が整うのを待っている。

次男は誰かが座っているとやってきて膝や股の間に座る。小さな次男が決して大きくない長男の前に陣取り、ぴったりくっついて座っている姿が微笑ましい。どうか喧嘩をしないで過ごしてほしいものだ。

2人とも朝好みのメニューが違うので2パターンの朝食を作り終えてみんなで食べ終わる時点で私のパワー残量がやばい。充電せよとチカチカしている。

コーヒーを何だかんだで飲みたい私は今、ドリップバックを試している。お湯につけておくだけでコーヒーが飲める。時間重視の朝にどうだろうかと。淹れる楽しみはないもののとにかく手間がかからない。お湯を注ぐだけということでインスタントコーヒーにならぶ時短が叶う。

こちらのお店は、注文したらすぐ届いた上に、店長さんの手書きのメッセージと、コーヒーの種類の説明の紙が入っていた。

驚くことに45種のセットもある。

ありがたくコーヒーが飲めて充電も少し回復した。

どんなに時間に追われてもあれやこれやでコーヒーを飲む方法を模索する自分のしつこさに少し驚いている。カフェオレベースもよいので夏の間はお世話になりそうだ。ほしいものに真っ直ぐ進むということを、私は近年やっとするようになった気がする。

次男のおねだり上手を見習いたい。
今も、頭を揺らしながらリモコンを持ってきた。どうやら、機関車トーマスを見たいようだ(頭の揺れはオープニングテーマのリズム)。
どうも、断れない。

長男は、甘やかされて育ったはずだが、逆に要求しなくても自然と与えられていたからか、自分からほしいものを選んだり主張するのが苦手なようだ。

コーヒーにいろんな選択肢があって選ぶ自由があってよかった!

耐えて忍んで、みたいなことがあった後はこんなささいなことが嬉しい。

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