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子どもの成長記録。大人の知らないところでちゃっかり子どもの階段を登る我が子。

他の同学年の子に比べたら大したことではないけど、我が子にとっては大きな一歩ということはよくある。

当日朝に学校から通知が来た「早い下校時間」。

学童に行っても入れるのか?
いつもと違うからと家まで来てしまうのでは?

親は慌てふためき朝イチのオフィスでの仕事をして下校時間付近の予定を調整し、いったん帰宅し学校へ迎えに行った。
ところがである。

「ママ、なんでいるの?今日学童行くよ」


(下駄箱で生徒を見守る先生、苦笑)

そうだね、ママなんで来たのかな?
学童は受け入れ可能と電話で確認したので学童へ連れて行くことにした。

どこでバイバイするか聞きそこで別れた。
同じ学童のお友達も一緒にいて仲良く走っていってしまった。

学童に学校から下校時間の変更があったのが前日の晩で学童の先生が早く来てくれていたので、それを確認できたのはよかったが、おそらく私が介入しなくても息子は大丈夫だったのだろう。結果論だけど。

なーんだ。
息子は知らぬ間にまた成長していたのか。
親は置いてきぼりを食うばかり。

朝にも同じようなことがあった。
弟を連れて小学生息子との登校に付き添っていた。弟の保育園と小学校の別れ道で息子が「今日ここでいい」と言い出して、バイバイした。

一般にはそれが?という風景だが息子に関しては、初めてのことだった。

いつも、保育園から遠ざかりながら弟を引き連れて小学校近くまで行って最後の交差点で別れていた。一度その10メートル手前で勘弁してもらったら恨まれた。それより更に10メートルほど手前で別れた。つまり、快挙である。

小学校に近づくほど保育園から離れるため、小学校まで付き添うと弟は私とお出かけできる気持ちになり、保育園へ入り渋る。なのでずっと、小学校までは付き添わず分岐点でのバイバイをお願いしていたのだが、忘れた頃に突然に受け入れられたのである。

きっかけはわからない。

「だってさ、◯◯(弟の名前)が泣くから」
そう言って小学校へ向かう、小さな背中を見送った。

たまたま、マンションの上の階に住むお兄ちゃんが近くにいたからついて行く形で消えていった。

振り返るかな?と思ってずっと見ていたけど、振り返ったのは別れてすぐの一度きりだった。

いつかほんとに家からひとりで行っちゃうんだな、と思う。
(小1の子、普通にやってると思うけど🤣)

おめでとう、息子。
また子どもの階段を上がったんだね。
私もそのちっちゃな手をだんだんと離していかないといけないんだなあ、と思う。
分かってはいるんだけど。

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