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小1の壁については人によって全然異なる感覚を持っている。出産も育児もみんな違うもんなぁ、と思った話。

子育て中の働くママたちが「小1の壁」をテーマにラジオでお話をしている番組を漫然と聞いていた。

小1の壁はそんなに高くないと言う話だった。

1番めんどいのは中学年である「家でのリコーダー練習」だそうで、小学生子持ちワーママがほんわか平和な存在に聞こえた。恐怖に怯える人には良い内容だったはず。

ちょっとめんどいのが、学童のお弁当とのことで4月1日から学童に行かせるのでそれが少々大変だったと。夏休みは注文弁当が使えたよと。宿題もそんなに出ないから大変じゃない、宿題は学校によって量が異なるとのことだった。

そういえば、友人のお子さんの小学校は「宿題は学校でやる時間を取るので家ではお手伝いをしたりお子さんの話を聞いてあげてください」と言う方針だった。

いやぁ!
そんな人もいるんだなぁ!!!

とびっくりである。

我が家の小1の壁はヒマラヤ山脈のように高く感じたし、もうじき一年生が終わりを迎えそうなのに私は9時6時仕事にフルコミットはしていない…(在宅勤務&裁量労働の隠れ蓑に隠れて)。

子どもが小学生でも、それまでと同じように働けるか?

これは、子どもの性質や親の希望に大いに左右される。

子に体力はあるか、自分で宿題をしたり明日の準備ができるか、塾や習い事はどれくらいあるか、アレルギーや臭覚の繊細さなどがあるか、通院や治療などがあるか、中受するのか、求める勉強の強度はいかほどか、など。

ただ単に、小1の壁が「働いているから子どもに時間を割けない」と言うだけなら、子どもが頑丈であるいは優秀で学童に安定して通えるなら、壁はは限りなく低いだろう。じぃじばぁばを頼れる人はなおのこと。

よく聞く、難解なお便りや持ち物は、比較的小さなレベルな問題だと思う。

仮に子どもが頑丈で通勤時間もそこそこでも「小学生だからしてあげたいこと」が増えるなら、壁は高くなるだろう。勉強を見てあげたいとか、義務教育前に英語を仕込みたいとか、ゆっくり話を聞いてあげたい、など。

(アウトソースしてお金をかけるのもありだし、一年生から1人で習い事や塾に行ける子もいるからそこも、子ども次第親次第だが)

そして、更に、子どもが学校に馴染めなかったり、学校がいやだったり、就学を機に困りごとが表面化すれば壁は高くなる。

つまり、小1の壁は、一般論より、個別の話がより大事になる気がしている。

実際そうなんじゃないだろうか?

手厚くなんでもしてあげたいから私立小に入れて学童もピアノや英会話など習い事込み込みで、その時間で仕事するわ、と言う人もいるかもしれないし。

公立小で塾は4年生度からにするから小1では学童で思い切り遊ばせるからそれまでは仕事ガツガツする、と言う人もいるかもしれないし。

子どもに手がかかるようになったから仕事をセーブする、辞めると言う人ももちろんいるかもしれないし。

何がしたい、何ができる、何をやらせられる、みーーんな、人それぞれだ。

だから、こんな人もいるんだよという参考の話を頭に入れたらあとは「その家のベスト」を探るフェーズに入るのかもしれない。

これって出産も育児でよく聞く話にも似ている。  

自然分娩?帝王切開?早産?痛い?そうでもない?難産?安産?

母乳は出る?母乳で育てたい?母乳とミルクどちらをよく飲む?

全て、参考情報はあれど、そのひと、その子、それぞれ違う。

ということで、私も、そんなこともあるんだなぁ、とこれらも他の人のことをいろいろ参考にさせてもらいつつ、他の人のようにスマートに行かなくてもあまり悩まないようにしようかなと思っている。

そして周りの人たちの小1の壁にも、それぞれの事情を理解できるよう想像力を鍛えたい。

✏️過去記事のまとめ

我が家のあげてビックリ玉手箱!「小1の壁」と言っていいかわからないけど、小学生になった子どもとの大冒険を記事にしています。

新しい環境って、大人でも大変ですよね…
そんなことも大きくは小1の壁に含まれる気がします。

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