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旧車レベルの私だって、まだまだ勝てる
●久美子・55歳・主婦
私の夫はカーマニアで、古いクルマばかり3台所有しています。趣味にばかりお金をつぎ込むから、生活が苦しくなってケンカが絶えず…。
それでも浪費をやめないので、腹が立って彼が一番大事にしているセリカダブルエックスを乱暴に運転して昼間から出かけました。
腹いせにボディを擦って傷つけようと思ったんです。途中、コンビニの駐車場でコーヒーを飲んでいたら、20代の男性が運転席の窓
取材日記 仕事で命を奪う医師
取材者と出会い、たった一度で心を開いてくれる人はめったにいません。やはり、どこかに警戒心が働いているのでしょう。しかし3回、4回と取材を回数を重ねるうちに、何となく通じ合える人は徐々に本音を出してきます。今でも忘れられないのは、40代の産婦人科医の言葉でした。
「僕は人の命を救いたいと思って医師になりました。ところが、現実はまったく違っていました。救う命より、奪う命のほうが圧倒的に多いんです」
取材日記 ヒモはプロサッカー選手になるのと同じくらい難しい。
ヒモを職業としてやっている30歳の青年、木村さん(仮名)から話を聞く機会がありました。「ヒモ入門」という本を出したいので、取材してくれないかと売り込みがあったんです。容姿はモデル級のイケメンというわけではないけど、長身で痩せ型、清潔感のある普通より少しいい男でした。
彼がヒモを始めたのは20歳のとき。この10年を振り返り、一般人がヒモとして食べるのはプロサッカー選手になるほど難しく、あまり勧
取材日記 ヤクザの幹部が恐れた存在
僕が30代だった頃の話です。ある週刊誌に頼まれて、安岡力也に似たヤクザの幹部を取材したことがありました。彼は60歳でしたが、年齢よりずっと若く見えました。
その幹部が小学生の頃、先生に反抗したら全部1をつけられたそうです。3学期は通信簿を回収しないとわかっていたので、全部1に手を加え、4に書き換えたら、両親はたいそう喜んでいたと語りました。
この話がツボにハマってしまい、なぜか笑いが止ま
ロープが結んだ男女の縁
●真彩・25歳・OL
今月に入ってから、何となくブルーな気持ちになることが多く、気分転換が必要になりました。そこで、自宅の庭にあったモミジの大木にブランコを作って、ユラユラ揺られて癒されたいと考えたんです。
まずはブランコを作るためのロープを買おうと、近所の金物屋へ行きました。そこにちょうどいい太さのロープがあったので、レジに持ってゆくと、店番をしていた60歳くらいのオジサンが「何を考えて
一夫多妻を実践した男の物語
昔、一夫多妻を実践していた男性を取材し、その方法から結末までを一人称で記事にしたものです。男性から掲載許可を得ることができましたので、ここに公開します。
話を聞いてもらいたい
寂しい女を狙えばいい
誰でも男なら、一度は一夫多妻の生活をしたいと思うのではないだろうか?少なくても僕は、思春期からそんな願望を持ち、30代半ばでその夢を実現させた。以前、マスコミでは「ハーレム男」が逮捕されて話題を
取材日記 精神科医の苦悩
精神科医のインタビューをするときは、普通の医師より時間を倍も取らなければなりません。というのも、彼らは仕事で常に患者の話ばかりを聞いているので、たまには自分の話を聞いてもらいたくなるみたいです。
だから、予定時間が1時間だとすると、倍の2時間以上も一方的に話して止まらないことが多かったです。医師たちも、心に不安や葛藤を抱えているんです。
精神科医は患者から恨みを買う職業らしく、みんなその
ギャンブルセックスの高揚感
●美子・24歳・OL
こんなに気分が落ち込むのはコロナうつなのか、それとも五月病でしょうか?とにかく、人と接することもなく、部屋でテレワークをこなしていたら、ふとしたことで泣きたくなってしまうんです。
これは誰かに会って解消しなければと思い、頭に浮かんだのがギャンブル狂のサブやんでした。彼はただのお友達だけど、何となく癒されるタイプです。
でも、こんな時期にどうやったら来てくれるか…。必
取材日記 レズビアン女性の助言
僕がまだ20代だった頃の話です。突然、レズビアン女性を取材する仕事が舞い込みました。他の記者たちが嫌がって、僕に回ってきた仕事だったのです。
記者たちは「レズなんて男を攻撃したり、全否定する内容になるに決まっている」と言っていたそうです。都内のレストランで面会すると、相手は若い頃の天海祐希に似た女性でした。
「男はみんな独りよがりのセックスをするから、女性が不幸になっている。乱暴なアダルト
取材日記 学歴を信用するな
日本人は肩書きが大好きなのかもしれませんが、たいてい学歴に騙されています。高学歴の人は完成度が高く、頭もいいと刷り込まれているのでしょう。ところが取材をしているうちに、学歴なんてまったく信用できないと感じました。
有名大学を出ていても、悪いやつらは星の数ほど存在したのです。その昔、スーパーフリーというレイプ集団があり、主宰していた男は早大在学中で、その肩書きを維持するために留年までしていまし
オナクラなら抵抗ありませんでした
●絵里奈・23歳・美容師
物価が高くなっても、給料はなかなか上がらないので、思い切って風俗の副業で稼ごうと決めました。悪友の朋美が、「オナクラ」というジャンルの風俗でかなり稼いでいたので、前から興味を持っていて…。
仕事内容は男性のオナニーを見ているだけ。今は梅毒がすごく蔓延していて怖いから、体の接触がない仕事を選ぼうと思ったんです。彼女の紹介で面接へ行くと、今は応募が殺到して15人に一人
彼の趣味は驚くほど特殊でした
●礼奈・31歳・主婦
私は既婚者ですが、25歳の独身男性と1年前からつき合っています。彼は同じ会社の後輩で、私から強引にモーションをかけて結ばれました。
普段は優しい彼ですが、警戒心がとても強く「俺たちの関係を誰にも話すな」と言われていました。
だけど、つい酔った勢いで同僚の真紀にだけ告白しちゃったんです。「彼女は絶対信用できる人だよ」と説明したけど、激怒した彼の気持ちはなかなか収まり