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親のありがたみ

こっそり心の中で言います。
(今日は給料日です)
給料は「会社の我慢料だ」とも
言われます。
私も最近そう思うようになりました。

どうしても
近年、スーパーでも物の値上がりが
当たり前になってきました。
だからYouTubeも節約のチャンネルも増えて
みんなが消費を抑えているよいうです。
そうやってお金お金、節約節約・・・
考えが金銭管理から頭にこびりつくようです。
なんだかさもしいですね・・・。

私はこんな時は
実家の両親に会いに行きます。
私は結婚はしていませんので
家族といえば直、両親になります。

実家に帰ると
やはり母も父も
「あれ食べて」「これ食べて」
などスナックせんべいやら
ジュースまでワンやワンやと
出して私に食べさせようとします。

今日は父から「これ持ってけ」

こんなに飲まないよ・・・

コーラを4本もいただきました。
母は「毎日一本ずつ飲みなさい」と言われ
誰も1日で飲まないよ、と突っ込む事はやめました。

こんなに健気?に暮らしている
素朴な親を見ていると
お金にこだわっている自分が
情けなく思います。
生活にお金は必要なのは確実です。
でも、それに縛られることとは
別問題です。

両親はやはりありがたいです。
こんなことを言うと
親で苦労を知らないからだ・・・と
言われそうですし
実際そうです・・・。
両親は元気ですし
自分は好き勝手ばかりやっています。

二人は喧嘩もします。
母からは1時間ほど電話で
愚痴を言われ続けました。
前などは休日だと1日に4〜5回
母から電話が来ました。
本当に辛かったです。

しかし、今は母も
「我慢してるんだ。息子の迷惑になりたくない」と
言っていっさい自分からはかけてきません。
逆にこちらが心苦しく感じてしまいます。

家族の距離感は難しいです。
付かず離れず、がちょうどいいです。
しかし、家族だからこそ
自分の都合のいい時に
会いに行ったりしてしまいます。
(お母さんごめんなさい・・・)

心理学でも
大人になるにつれ
自立しやすい人は
両親の愛情を受ける方が
すぐに自立したり
精神的な強さ(レジリエンス)が強いと言われています。

今でこそ
こんなふうに両親ネタを書いていますが
昔も今も問題だらけです。
都合のいいように書いているだけです。
(嘘は書きません)

作家の村上春樹さんも
父親とは20年確執があったと
自身のエッセイで述べられています。
他人事ではありません。

家族がうまく行くことは
初めから決まっているわけでなく
一人一人が思い合って
ぶつかって罵り合って
結果、自分たちの存在に気づくのだと思います。
それが家族です。

虐待はまた別問題ですが、
自分が変われば親も変わると
この20年くらい
思い信じつつ暮らしてきました。

最後に両親の声を聞いたのは
いつですか?
いつまでも守ってくれる存在は
いないのだと
両親とさよならする度に
深く感じる今日この頃です。

今回はここまで
では また
おわり

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