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彼らの見える世界

夜になり、NHKBS101を見ていました。
kohです。

そこでは小倉百人一首競技かるた高校選手権の
ドキュメントを放送していました。
競技かるたには強さによってA級やB級などがあ流そうですね。
(A級が上です。E級などもある)

高校生はどんな気持ちで
競技かるたに向き合っているのでしょうか?
と、ふっと思ってしまいました。

私も中学から吹奏楽部で楽器を吹いていた
経験があります。

競技かるたも吹奏楽も
文化部の中でも運動系の部活だったと
思います。体力がいるからなのです。

大人になった私からは
高校で登校拒否になったことで
部活にのめり込むということが
できなかったので
すごく羨ましく感じました。
(中学の時は結構部活にのめり込んでたのが幸いです)

学生時代の部活動はとても素敵です。
甲子園をはじめとして
その時にしかできない
キラキラした経験ができるからです。

学生の部活動は
学生文化の一つだと思います。
今の学校制度の中(特にコロナ禍明けで)
ただ学校で勉強ばかりしていては
学生の人格に偏りを作ってしまうと
個人的に感じてしまいます。

学校は(教育は)学問ばかりを
教える場所では寂しいです。
部活動で養う精神的な強さと世界感が
大人になって活きてくると思うのです。

私の所属していた吹奏楽部は
強くありませんでした。
けれども、部活動だけは毎日、土日もあって
毎日が楽器と向き合っていました。
でも本当は学校で練習もしないで
遊んでばかりいた記憶があります。
(先生、ごめんなさい)

部活の強い名門校だけに
価値があるのではないと思います。
学生にとって勉強は仕事であり
部活動は自分の世界観を広げます。
もちろん大会などで負けたりすると
悔しさを覚えたりもします。
協力し合って一つのことに向かう
喜びもまた格別な体験です。
それは、自分の世界観に誠意一杯
精進した経験でありその人の
一生の宝物になると思います。

勉強ばかりなら頭の良さを
高めることは可能です。
しかし、人と協力したり
ぶつかり合ったりできる経験は
部活動でなければできません。

今、中学校の部活動では
任意制になりつつあると聞きました。
学校の先生の激務のため
部活動が中学校ではなくなるかもしれない
というのです。
もしそのような活動をしたいなら
地域の活動に参加していくという
「地域移行」が勧められるのだそうです。
少し寂しい話です。

学校はいじめなどで苦しい時は
身を守るために必ず強制的にいくところでは
ありません。

学校の登校拒否数は年々増え
学校自体の存在意義も
揺さぶられています。

学校の部活動は
ある意味贅沢な経験といえば
そうかもしれません。
しかし、少子化で子供の数が
どんどん減っています。

本当に未来の子供達のことを考えるのであれば
このような部活動の存在こそを
存続できるようにした方が良いと思います。

学校の教員の激務は改善するのは正しいです。

しかし、学校の仕組みを現代の日本に当てはまるように変えていくことが真の少子化対策の一つのような感じがします。

子供もいない門外漢の大人の意見ですが・・・
今、自分の世界をもつ学生の方たちは
どのように世界が見えるのでしょうか?
また、その親御さんは
どのように考えるのでしょうか?

今回は学生の部活動から
彼らの見える世界を考えてみました。

今回はここまです。

おわり

yasuu_kusayanさん
素敵なかるたの聖地、近江神宮のフォトありがとうございます。

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