味の勾配

料理の味はなんかこうムラがある方が好きなんですよね。一品の中で。
例えばカレー。ライスとルーが混ざってない方が良い。ライスが多いとこルーが多いとこそれぞれに楽しみたい。
卵かけご飯も軽くしか混ぜない。
アジアの汁気の多いゴチャッと色々盛られたワンプレート飯を適当に混ぜたり混ぜなかったりして食べるのも好き。
みんなも作ろうムラ。気分からはできるだけ無くしたいものだけど。

にんじん

またにんじんカラムーチョを作る。ニトリのいい感じのスライサーを買ったのでにんじんのスライスが最近捗るせい。
自分の好みの味になるよう既存のものでなくレシピを真剣に考えてみた。
マヨネーズ、あれは味付けではなくあくまでにんじんとカラムーチョの食感の差を埋めて結合させるためのつなぎなのでほんの少しでいい。
カラムーチョはかなり強いので4連パック一つ分につきにんじん1/2ほどの量のスライスをたっぷり加える。
にんじんにあらかじめマヨネーズをしっかり混ぜておき、食べる直前にカラムーチョを乗せる。その後は混ぜない。ご飯に乗せたふりかけのような感覚で食べる。パリパリが保たれる。

アボカド

アボカドが好きでよく買うんだけどいつも買う安いアボカドがどえりゃー高くなってて唖然。ふと横を見るとうやうやしく個包装された高級でかアボカドが逆にいつもより安くなっていて、普通のどえりゃー高くなっているアボカドと同じ値段になる不思議な現象が起きていた。産地とかの問題だろうか？
せっかくだから（？）高級でかアボカドをはじめて買ってみた。
早速その日に食べてみたのだけど、これが完璧な熟成具合でそしてめっぽううまい。ほんとに自然のものか？充填してない？と思われるほど筋がなく均一に滑らかな質感。特有の青臭さもなく、油分リッチで「森のバター」という異名に相応しいお味。
こんな贅沢知りたくなかった…。

ヘッダーは天一・ビール。天下一品うまれて初めて行ったのですがとてもおいしかったですまる