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冬のチョコレート

甘党ではないが、ケーキ屋さんの前を通った時はもちろん、スーパーやコンビニに並べられているケーキに、ふと目が留まることがある。

つい先日も『期間限定』のシールが貼られたチョコレートケーキを見て、購買意欲をそそられたばかり。

そんな時、グッとこらえて通り過ぎるのは至難の業だ。

チョコレートといえば、パリ屈指の歴史を誇るチョコレート店『ドゥボーヴ・エ・ガレ』は、1800年にルイ16世のお抱え薬剤師が開いたお店だという記事を発見。

ショコラティエではなく薬剤師がチョコレート店開業?!
その理由として、当時チョコレートは液体状の飲み物で体に良いとされており、医師や薬剤師が扱っていたからなのだとか。

主原料のカカオ豆には、コレステロール値を下げ、ストレス抑制効果のあるポリフェノールが含まれている…と教科書のような記述あり。

そしてチョコレートの苦味成分テオブロミンは血流を良くし、冷えやむくみに効果的…と続く。

上記のような恩恵を受けたければ、カカオ分の含有量が多いチョコレートを『カカオ〇%』という表示を目安に選ぶと良い。ただし苦味は強くなる…とおみくじのような注意書きで、記事は締めくくられていた。

『良薬は口に苦し』というけれど、これはチョコレートにも当てはまるようだ。

たとえ苦い方が体に良くても、やはりチョコレートは甘い方が好み。

さて、冒頭の『期間限定』のシールが貼られたチョコレートケーキだが、特別美味しいとも思わなかったが、それも口にしてみて初めて分かること。

何でもやってみなければ分からない。

とりあえず、久しぶりにチョコレートケーキを食べて満足した冬の夜だった。


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