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成績発表と目標の振り返り|カナダ高校留学日記 Vol.21

まだ学期が終わったわけではないが、学校で成績書をもらった。

先生によって評価基準は異なるが、授業内で取り組んだ課題や宿題、プレゼンなどのプロジェクトや小テストなどの出来をもとに、100点満点で点数が出される。

日本とは違い、授業態度などは評価基準には含まれず、あくまでも数値に換算できるものが成績として示される。結果は以下の通りだった。

  • PMP (音楽): 95

  • Family Life: 98

  • Canadian Geography: 93

  • EAL (英語): 96

先生から生徒1人1人に向けてのコメントもあり、日本との違いが面白かった。

なかなか順調に進んでいると思うので、これからもこの調子で頑張りたい。

また成績には関係ないが、これからは発言や質問を通して積極的な授業参加をすること、先生ともコミュニケーションを通して距離を縮めることにも励みたい。

先月の目標を振り返ってみよう。

目標1:リスニング力を上げる

確実に上がっている! 恐らく語彙力の少なさも原因で「聞き取れない」に陥っているので、そこは個人的な努力で伸ばしつつも、単純な英語を聞き取る力は毎日伸びていると思う。

日本にいたときは一番自信があり、英検などの試験でも一番出来が良かったリスニングに手こずっている。

移民の子たちはどれだけアクセントがあっても、文法ミスがあっても、Swear words(汚い言葉)に頼りがちな所があっても、すらすら英語が出てこなくても、ネイティブの英語は完全に理解できている。

それをかっこいいなと思いながら傍観することが、日々のモチベーションになっている。

目標2:2冊目の本を読み終える

EALでNovel studyが同時に始まってしまい、違う本に移行したため達成ならず。ただ色々な本に触れることはできている。

目標3:日本語と英語で性格を安定させる

これもかなり達成できている。使う言語に関わらず「自分らしくいること」を最優先にしていると、英語だろうが日本語だろうが、多少の違いはあっても基本的には同じ自分でいられている。

目標4:さらに+2人と廊下で挨拶できる関係になる

人間関係が安定してきて、なかなか新しい人と知り合う機会も減ってきた。

廊下ではあまり会わないので挨拶できる関係かは分からないが、この前は地理で一緒のソフィアと初めてまともに話し、少し仲良くなることができた。

サムとも仲が良いので、3人で一緒に先生がいなかった時の自習課題に取り組んだ。またFamily Lifeで一緒のレーガンとも初めて話し、図書室で会ったときには軽くおしゃべりもできた。

ラムニークが体育で一緒の友達も紹介してもらったりもし、少しずつだがまだ輪を広げられてはいる。

目標5:学校から帰ってからの時間を有意義に使う

これも達成。メンタルヘルス関連だと、ヨガ、瞑想、読書を毎日の習慣にできているし、気が向いたときには軽く走りに行って夕日を眺めたりもする。

学校の宿題がない時や余裕のある時は、新しくダウンロードしたフラッシュカードのアプリで英語、スペイン語、フランス語(毎日1単語、エルに教えてもらっている)を勉強したり、ギターをしたり、かなり有意義に使えている。

目標6:コミュニケーションの手段だけでなく、言語として英語力を向上させる

まだ途中だが、達成できていると思う。

コミュニケーション手段だからと割り切って考えていると、間違いをしても伝われば気にならないという利点がある。

しかし、移民の子たちや長年カナダに住んでいながらEALを取っているクラスメイトを見ていると、やはりライティングや話し言葉でない英語が上手く使いこなせていない印象を受ける。

特に地理の授業ではプレゼンが多いので、ネイティブの皆からかっこいいフォーマルめな英語を学ぶことができたりする。

これからも目標にはネイティブの英語を掲げ、1年の留学期間が終わるまでにできるだけ近づけるよう努力を続けていきたい。

来月の目標

・分からないことは素直に聞く
・EALの本を読み終える
・心と体の健康を保つ
・同じグループの友達との仲を深める
・さらにリスニング力を上げる
・新しく+2人と仲良くなる
・「学校にいるだけで気疲れする」を最小限にする
・間違いを恐れず、感情を乗せた英語を話せるようになる

著者:ぴーなっつ
新しい世界が見たい。新しい自分が知りたい。そんな思いから留学を決意し、長年の憧れだったカナダ・プリンスエドワード島にて10ヶ月間の高校留学を経験。留学先での新たな出会いや気付き、挫折や失敗、そして苦難を乗り越えて手にした成長など、人生を変えた10ヶ月間の日々を綴ります。