カナダに留学中の私とカナダ人の彼くん、日本旅行記第三弾！
年末年始は母方の実家と父方の実家に帰った。
群馬着いた日は、おばあちゃんのお葬式。私が日本にいる時にお葬式になって、立ち会うことができて、本当に良かった。
記憶の中では生まれて初めてのお葬式。色々印象深かった。
しっかり覚えておこうと思いながら臨んだ。

翌日は、家族と一緒に彼くんを連れて群馬ドライブ！
伊香保温泉に行ったり、家のそばにある古民家カフェに行ったり。彼くんの心にグサァっときたのは、林の奥にある、いかにも古そうな忘れ去られてそうな、でも威厳のある大きな神社。友達に日本の話を聞かれるたびにその神社について語ってるので、とても気に入ったみたい。観光客ゼロな群馬の田舎の、さらに林の奥にひっそりと立ってる神社だから、カナダ人の訪問は史上初なのでは笑

年明けは家で紅白とゆく年くる年見て過ごし、ガッツリ日本の正月を感じた。いつも日本帰国は夏だったから、ほんと何年ぶりかの日本の正月。しんっとした感じが好きよ。

そして埼玉のお父さんの実家へ。
いとこ家族と合流してピザ焼いたりおせち食べたり、楽しい時間を過ごした。結構ザ・伝統的な日本の造りって感じの家だから、また彼くん静かに大興奮（彼は基本的に静かなのです）。彼のエキサイトメントは写真を撮る回数から伝わってくる笑　

同じ敷地内に今は使ってない築100年くらいありそうな家もある。昭和時代を思わせるものたちがあちこちにあって、その空間だけ時代に取り残されたような、そんな場所。

おばあちゃんおじいちゃんにも会えて、私21歳なのにお年玉ももらっちゃって、ほっこりした気分でいたその時…
全員の携帯がけたたましく鳴り始めた。えっどうしようってフリーズしてると、地面が右に左にぐうぅぅっと動いた。能登半島地震だった。
携帯には「大津波警報、震源地は海岸近く」って出てて、しかも雪沢山降ってそうなエリアで、新年早々なんじゃこりゃと思ったよね。
テレビつけたらどのチャンネルにも「津波！にげて！！！！」て表示されていて、アナウンサーがすごく真剣に情報を伝えてて、こりゃただ事じゃないなと感じた。もちろん、ただ事じゃなかった、。

今も被災地で避難生活してる方、沢山いると思う。
早く春が来て、いい方向に物事が進みますように。