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親子でスピードクライミング

16メートルの壁を世界選手たちは5秒前後で登り抜けるスピードクライミング

テレビの映像で観ているだけだとその本当のすごさがなかなか体感できないところがあるけれど、実際に同じ壁を登ってみるといかに超人的なことをしてるのかがはっきりわかる。

息子と親子でスピード壁も登り始めて3回目。最初は1番上までもたどりつけず、ようやくホールドを一手一手確認しながら上まで登れるようになったものの、がんばっても2分かかる。とてもスピードとはいえない…

そしてオートビレイがついているとはいえ、16メートルに近づくごとに高さの恐怖心も出てくる。建築屋だからというのがあるかわからないけど、「人工的に作られたものを完全には信用しない」で慎重に見るくせがついているのもある。たとえば私は手すりには絶対によりかからない。ビスがひとつ外れている可能性だってあるのだから。

ハーネスにたるみがないこと、クリップ二つを向きを交互にかけていること、子供はヘルメットをつけていること、などを確認して登る。子供はまったくといっていいほどこわくはないという。ぐんぐん登っていく。
背とリーチの不足を理由に「無理だよ」と言っていた最初にくらべて、2回目、3回目と高度をあげて、ゴールのホールドまでたどりついた(私もなんとか到達)。

何度か練習していくうちに、スピードらしくなっていけるといいな。

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