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地鎮祭で施主が準備するものは地元でそろえたい 榊の入手ルートの話

自宅の地鎮祭を明日に控えて、
施主が準備する供物などをそろえました。

地鎮祭を執り行う予定の神社さんから、
工務店さん経由で「施主が準備するもの」リストをもらうと、
自分で用意すべきものは、次のとおりでした。
地域や神社さんによって内容は異なるので、
あくまで、わが家の場合、です。

・榊 60センチくらいのものを人数分(参列者が7人なので7本)
・米 少々(紙コップ半分程度)
・塩 少々(紙コップ半分程度)
・供物(海のもの)
 ・するめ 1組
 ・昆布 1組
・供物(野のもの)
 野菜 3~5種類
・供物(山のもの)
 果物 2~3種類
・紙コップ 参列人数分

〇葉つきの竹4本(一間四方に立て、しめ縄を巡らせておく)
〇縄 12~13m位
〇砂 バケツ3杯位
〇供物 酒(2合位)
これらは工務店さんが用意してくださるそうで、
笹砂代(1万円)は当日渡す工務店さんに渡すことになっています。

このほか、初穂料を新札で用意しておきました。

スーパーやネットでもセットで揃えられるのかもしれませんが、
できるだけ地元のお店で揃えたいなぁと思い、
野菜と果物、昆布は行きつけの八百屋さんに相談したら
前日にセットしておいてくれました。
だいたい2,000円くらい。

するめ、米、塩、紙コップはスーパーとホームセンターで購入。

一番大変だったのが、榊です。
1件目の花屋さんでは、
「あ~、昨日言ってくれれば!
市場で仕入れたものを昨夜、神棚用に短く切って束ねてしまったよ。
今度の仕入れ(地鎮祭の前日でした)の時に出ればいいけど、
なんともいえないなぁ」
と。
2件目は、取り扱いなし。
そして3件目。
「うん、大丈夫ですよ。」
と無事予約することができました。

受取のときに花屋さんがいろいろお話をしてくれました。
「榊は山に入って取ってくるのだけど、
今は取る人が高齢化して人手不足。
うちは個人の方にルートがあるのでいつも仕入れられる状態にはあるけど、
事情で入手できなくなったときにそなえて、
市場のルートと2つ確保している。

人が少ないから、外国産に頼らざるを得なくて、
外国産が増えると、国産は競争力が落ちて、
さらに少なくなってしまう。」

肉や魚をはじめ、食品と同じことが、
榊にも起きているようです。
地鎮祭をしなければ知らなかった、
榊を届けてくれる人の話。

みずみずしい国産の榊を70cmくらいにしたものを
用意してもらって、価格は1本500円。
7本なので3500円でした。
通販などをのぞいてみると、
送料もかかるので結構高額になっており、
比較的手ごろに、土地の近くのお店で揃えられることは
ありがたいことだなぁと改めて感謝しました。



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