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いつだって、会える

ふっと現れた確かな存在

不思議な体験をしました。
お盆ということで、お墓参りにいってきました。
手を合わせていると、ふっと右手に何か存在が触れる感覚を感じました。
そのうち少しずつその存在が大きく感じられ、そして、右横に存在を感じ始めました。なんとなく、「お母さん、来てくれたみたい」そんな感覚でした。おそらく、というか、きっといました。そして、なんとなく右手をぐっと握ってくる感覚がありました。
会いにくてくれたんやな〜って、嬉しかったし、でも、ちょっと悲しかったりで、ぽろぽろって泣いてしまいました。

亡くなっても会える

亡くなった時、とても励まされた言葉があります。今でも、その言葉を大切にも思っています。

「亡くなっても会える、ずっとそばにいる、亡くなってからの方がより感覚を感じれるから」

という言葉でした。最初はね、よくわかりませんでした。亡くなったら話できないし、喧嘩もできないし、目に見えないし、より会えるってどういうこと?って思ってました。励ましの言葉としてぐらいしか受け取れていませんでした。
しかし、亡くなった翌日のお昼ぐらいに、とってもとっても無性に悲しくなって、思いっきり部屋で泣いていました。そうすると、私の肩から背中にかけて、暖かい空気のような包み込むような感覚を感じました。なんとなく、抱っこされているような、不思議な感覚でした。でも、すぐに、「お母さんが側にいてくれているんやな」と、わかりました。まだ側にいてくれているとわかりました。

強く感じる

そして目に見えないからこそ、その雰囲気を強く感じることができました。そういえば、母は私にとって祖母、つまり、母の母のお墓参りの時や、小さい頃の思い出を話す時など、たまに涙ぐんでいたことがありました。いつでもお母さんの心の中には、おばあちゃんがいるんやな〜って思ってていました。今まさに同じような感覚だと思います。こうして、命はつながっていくんだな、って今は確かな感覚とともに、感じれます。
今は同じような方に言えます。

亡くなっても、ちゃんと会える、存在を感じれるから
大丈夫だから


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