見出し画像

面接はネガティブ質問への対応が信頼獲得の鍵

フリー面接トレーナーのnoriさんです。

面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。

面接では受験者にアピールしてもらうための、「頑張ったこと」などのポジティブな質問は当然ながら用意されていますが、受験者にとって答えにくいネガティブ質問も問われます。
答えにくいことだからこそ、しっかり考えて対応しましょう✨

今日の【めんたいこ36】

ネガティブ質問とは、例えば失敗談、挫折経験をはじめ、退職理由なども該当します。

どれもそうですが、一概にネガティブ質問というわけではないと思います。つまり、人によって捉え方が異なりますので、ある人にとっては大したことがない質問です。
ですが、これらの質問を聞いて不安を感じる方は要注意です。
また、今は不安を感じない人でも、話の内容を深掘りしていくと、うまく話せない人も少なくありません!

そのため、事前にネガティブ質問にどのように対応すべきか考えておきましょう。

なぜネガティブ質問をされるのか?

主に学生さんであれば、ポジティブ質問な質問に対しては、必ず準備されていると思います。

それは、多くの方が多少なりと「盛った」形で話してしまいがちです。

残念ですが、こうしたポジティブ質問だけでは、受験者の本質的な人となりは見えません。

ネガティブ質問は答えにくい一方で、面接官側からすると、その方の困難な状況に陥った時の行動を見ることができます。

仕事とは、楽しい側面がある一方で、つまらないことや、不本意なこと、大変なこと、辛い事など、決してポジティブな場面ばかりではありません。

盛った話からは、受験者が仕事の場面で、難しい局面を乗り越えられるかどうかといった情報はアテにならない可能性が高いのです。

ネガティブな質問は決してネガティブではない

冒頭でもお伝えしていますが、ネガティブ質問は人によって受け止め方は異なります。

ネガティブに受け止め過ぎてしまい、うまく話せない人の特長は、その出来事に対して過度に心配しているか、そもそも自身の日ごろの行動に自信を持てずにいる方が多いように思います。

では、そういった方々はネガティブ質問について諦めるしかないのでしょうか。
いえ、そんなことはありません。

ただし、そのためには、ネガティブであると思うことに向き合いなおす必要があります。

例えば、失敗談を聞かれた際に、
「大学受験で失敗して、不本意な形で今の大学に進んだ」
ということであれば、自分にとって何がネガティブな要素なのか洗い出してみましょう。そして、何か一つでも、結果的に良かったと思えることを探してみましょう。

なんでもそうですが、世の中に全否定できることは決して多くはないと思いませんか。

人によっては、たくさんのネガティブ要素の中からポジティブな側面を一つ探すことは苦労があるかもしれません。
ですが、この自己探求こそが、面接の苦手意識を克服するコツの一つです。

悪い点は自然に思いつくが、良い点は探さないと気が付かない

先ほどの、「大学受験で失敗して、不本意な形で今の大学に進んだ」から考えると、
・今の大学に進んだからこそ、大切な友人に出会えたこと
・ここでできる勉強を最大限力を入れたおかげで、成績優秀者に選ばれた
・自宅から近い場所だったので、時間を有効活用でき、アルバイトやサークルの時間の確保が思ったよりもできた

などどのようなことでも良いです。
人は、悪い点には自然と目が行きますが、良い点は探さなければ見落とし勝ちです。これは誰にでも起こり得ます。

そういう意味では、良い点を探すことは自己分析上で必要な努力なのです。

面接官がネガティブ質問から見つけたいことも同じ

面接官も同様に、ネガティブ質問をしてみなさんの良いところを探そうとしているのです。
それは、先にも述べたように、
・悪いことが起きたときにどのように対処しているか?(対処方法)
・不本意なことが起きたときに、どのように受け止めているか(前向きさ)

など、皆さん自身が困った時にどんな行動や考えを持っているかを知ることで、仕事を始めたときに、対応ができる人なのかどうか予測をたてるようにしています。

最後に

誰でもネガティブ側面はありますし、聞かれたくないこともあります。
ですが、このネガティブなことを乗り越えられる力を持っている人は、やはり魅力的です。

ひとつの質問で一喜一憂する必要はなく、どの質問もあなたの魅力を見つけるためのものだと思って、面接対策をしていきましょう!

今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~

学生など若者に低価格で就職支援を行っております。サポートをいただいた際には、その活動の原資にあてたいと思います。 皆様のご支援が社会で活躍する若者の後押しにも繋がりますので、ぜひご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。