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会社を伸ばす社長!?会社を潰す社長!?その3つの差とは!?

社員の才能開花ができる会社?できない会社?

「つぶす社長」は「できない人」とよく似ている。

社員には「言い訳をするな」といいながら、自分ができなかったことはすぐに言い訳をしたり、都合の悪いことがあると、政治や他人のせいにする。

そんな社長は間違いなく会社を潰してしまう。

「素直じゃない」
「自立心が無い」
「すぐに言い訳をする」

こうした資源を持っている人は、何をやってもダメだということ。

仕事ができない人の特徴も、ほとんど一緒で、第三者から見ると面白い。

問題があると隠ぺいをする。
ホウレンソウをしないで、自分で判断をする。
覇気がなかったりして、チーム全体に悪影響を及ぼす。
問題が発生をすると他責にしてしまう。

つぶす社長の特徴としての共通点と似ている。

また、できない社長が全員当てはまるというわけではないが、エネルギーが低い社長が非常に多いことに驚かされる。

会社を大きくしていく段階にあって、もっといい会社にしようという「意欲」を、まるで持っていない社長である。

こういう社長は、つぶさないために会社経営をしている。
無気力な人間が死なないために生きているという事同じこと。

このように、「つぶす社長」はできない人と同じ資質を持っているのだが、
「伸ばす社長」の特徴は、必ずしも「できる人」の特徴と一致しない。

会社を伸ばす社長とは!?

言い換えると、伸ばす社長になるには、できる人の特徴に加えて、別の能力をもっていなければならないということだ。

実は「できる人」に求められる能力というのは、それほど広範囲なものではない。

例えば、仕事にもよるが、まったくロジカルな部分をもっていなかったとしても、すぐれたコミュニケーション能力を持っていれば、「できる社員」になれる。

これが経営者になるとむずかしい。
右脳派社長、左脳派社長などといわれるが、ある程度のバランスを保てていないと「できる社長」にはなれないから。

他にビジネスモデルをつくれるとか、人を惹きつける、カリスマ性を持っているとか、そういう能力的なモノ以外にも、絶対不可欠なものがある。

それは、「何のためにこの仕事をしているのか」という問いかけ、つまり崇高な目的になるのだ。

何のために仕事をしているのだろうか!?

言い換えれば、「理念」といってもいいだろう。

会社というのは究極は利益を出すことを目的としている。
だが、目的は金儲けだというのでは、つぶさないために経営をしている「できない社長」とレベル的にはあまり変わらない。

自分の人生観や企業観、人材観といったものをすべて深く考えたうえで、
「なぜ自分は社長をやっているのか」
「何のためにこの仕事をしているのか」という
問いかけを自分自身にしなければならないのだが、その答えは見つからない事がほとんどである。

そして、この答えをもっていない社長は、大切な決断を自らの意思ですることができない。
なぜなら、この答えが決断の基準になるから。

目的をもっていない社長は、目的地がわからないまま、ドライブをしているようなものである。
ここで左折するのか、右折するのか、直進するのかという事を瞬時に判断をしなきゃいけない。

目的地がはっきりとしていたら、目的に向かってハンドル操作をすればいいのだから、判断は簡単にできてしまう。

目的をもたないまま発進をしてしまうと、どこでハンドルをきったらいいのか、どの道に入っていけばいいのかなど、まったくわからないまま、最悪の場合は、壁にぶつかるか、倒産というところまで追い込まれてしまう。

残念なことに、今までの私があった中小企業の社長の多くが目的地をもたないまま運転をし続けていることに気付いていない。

この先、大きな事故を起こさないためにも、自分なりの明確な目的地を明確にしておくことが必要である。


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