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初心を思い出させてくれた!そして勝ち取れた!6カ月間の自己分析と転職活動と


年齢を重ねると忘れてしまっていたこと

最初に相談を頂いたときは、大手上場企業での実績があり、200人の部下をまとめていた新規事業部長だった、M.Mさん。

素晴らしい実績をお持ちでいながら、業界は一貫性を持っていたけど、スタートアップ企業へ転職をして、スピード感や違和感を感じてどうしようもなかった。

スタートアップ企業とはいえ、インフルエンサーの取りまとめやYouTubeの編集などをしている企業であり、今後の発展を願ってヘッドハンティングをされてきた。

着任直後、弱いつながりや昔のつてを使って、新規事業をやっていたけど、部下との仕事のやり方が合わなかったり、経営陣とのコミュニケーションの齟齬があり、フラストレーションを抱える形になってしまった。

大手企業の仕事の進め方とスタートアップ企業の仕事の進め方は違いますし、全体を見ながらやるのと、一人何役もやらなきゃいけないのとでは、大きく違うのと、スピード感も違うところに迷っていたのでしょう。

否定するのではなくできる方法を探した

もともとM.Mさんはコミュニケーションがうまく、自分の形にはめるというより、柔軟に状況を見て相手に合わせることがすごくうまい印象があった。

その後、元部下だった知り合いの人から聞いたのは、自分の成功体験を振りかざすのではなく、できる方法を考える人であり、部下からの信頼も厚かった。

いろいろな企業で実績を残しており、役員クラスともうまくやっていくタイプで、新規事業を数々と成功をさせていた。

仕事のやり方がマッチしなかったのもありますが、期待値が大きすぎてしまったために孤立をしてしまったことが原因だというのが、面談を通してわかってきたことでした。

失敗したっていいんじゃないか、という許容ができるかどうかがポイントであり、部下に対しても心に余裕がなかったこともあり、悪い方向へ行ってしまった。

ここを修正することができれば、心に余裕が生まれて、本来の姿を取り戻せるという仮説があった。

何でも話して良いんだなと無意識に話し過ぎてしまう位、安心して何でも伝えたいと感じさせる雰囲気は素晴らしいなと思います。

ここからの戦いがすごかった

流行り病になってしまったこともあり、持病の悪化も気になっていたころ、とめどなく会社からメールや電話がかかってくることになり、精神的に疲れてしまったことが大きな転職へのきっかけとなった。

部下とのコミュニケーションの中でわかったのが、自分と同じポジションに中途採用をかけており、会社からの追い込みがはじまった。

何をやっているのかわからないし、流行り病になって1週間も休むなんてありえないなど、ワンマン経営者の悪い面が伝わってきた。

夜中にメールが来て、レスが遅いということで夜中に何度も着信があったりすることも多くなり、精神的にもすり減ってしまった。

あとは、経営陣と人事がシナリオを描いて代謝させるように仕向けるために、理不尽と不条理のビジネスパーソンゲームが始まることになった。

忘れていたものを見つけ出すことができた

もともとは明るく営業をされていた人ですが、最初にいらっしゃったときは何か思い悩んでいるというか、もがいている方向があたっているかどうかわからず迷っていた。

そして、流行り病になってしまって精神的にダウンしているところに、代謝に向けてのシナリオにはめ込まれてしまって、疲弊していた。

セッションを重ねていくうちにすごく表情が明るくなってきて、印象ががらりと変わってきた。

失敗したっていいじゃないか!?何もやらずに手をこまねいてしまうより、動いて成功へ近づきたいという気持ちが大きくなり、悲観的だったことが冷静に分析をすることができるようになった。

いろいろな会社で信頼と実績を積んできた人でしたが、一つの失敗で挫折しかかっていたのですが、根本的な部分について改善をすることができた時に、自分らしさを取り戻したのは間違いありません。

いろいろなことに対して好奇心を持って許可をすることができるようになると、才能が一気に開花をすることもありますし、新しい才能が見えてくることもよくあることです。

背中を押すとか、寄り添うとかいろいろな表現をする人がいますが、6カ月間のセッション中、価値観や解答を押し付けることなく、自然に自分が選択しているかのように導いてくれました。

時には厳しく、時には優しく、対等な立場でよく理解をしてくれて、何が根本にあるのか、何が原因なのかということを一緒に探ってくれました。

失敗した理由が見つかると、そこの問題を解決することによって新路が生まれて、解決に一気にギアが上がっていき、ワクワク、楽しくできることができたのは本当にありがたい事でした。

新しい会社に着任をしても、このことが大きなきっかけとなり、アグレッシブな挑戦をすることができるようになりました。

無料のセッションを受けてもモヤモヤしていたままだったのですが、有料のセッションを受けてみて、視界がスカッと広がった。

包容力の塊というか、腹を割って話せる存在であり、同年代にかかわらず本当に助かったといえる。

もしかしたら、あの失敗を引きずってしまっていたら、今は再起していないと思います。


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