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病気になって生まれたゆとり 『人生にゆとりを生み出す 知の整理術』(Pha)

整理が苦手です。とにかく苦手。仕事場の机は本や書類の山です。小学校2年生のころ、年賀状に先生が「整理整頓ができていません」と書かれたことはきっと生涯忘れないでしょう。

母からは「あなたの頭の中と同じだと」言われたこともありました。整理整頓が全くできないのではなく、優先順位が低いだけなんですが。

病気になって、少しゆとりができたので、皮肉なものです。職場の机は、後輩たちが綺麗にしてくれたようで感謝しかありません。

自宅でも、なるべくすぐ片づけるようにしています。

本書は、片づけの本ではありません。頭の中の整理術に関する本です。

「人間の脳はすぐに物を忘れるようにできているので、頭の中だけですべてやっていこうとするのは無理がある」

欲張ると脳も疲れます。

◎目標を紙に書いて壁に貼る→自分のやるべきことを指導してくれるコーチ的な存在を仮想的に作るのと同じ。 

◎絵馬や七夕の短冊に願い事を書く→自分の望みをはっきりさせる効果や、手を動かして書くことで望みをより強く自分の中に定着させる効果がある。 

◎ネガティブなことを書き出す→自分の考えが歪んでいて正しくないことに気づいてラクになったりする。

やはり、可視化は何に対しても、必要です。

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