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【140字/空想】素敵なランチタイム

新しい料理本をじっくり読む。
素材を揃えて調理開始。
実験ですか?
振り返って微笑む。
いいえ、スープです。
どの時代でも
魔女はなかなか理解されない。
それはもう定めのようなもの。
でも素敵なランチは間違いなし。
今日も平和なキッチンで
ターコイズを砕いたようなスープを
私は鼻歌交じりにかき混ぜた。

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