【140字/空想】美しき飛行船の夢 18 クララ 2024年3月18日 15:33 黒々とした森の上を花咲く丘の上を砂糖菓子のような街の上を真っ白な飛行船が緩やかに渡っていく。まるで優雅な魚のようだ。海が空になり空が海になった日輝く鱗はこうして世界に残されたのだと彼女が教えてくれた。どんな変化の中にも必ず喜びは見つけられるから。そう言って微笑む彼女は美しかった。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 私の作品紹介 92,241件 #詩 #創作 #私の作品紹介 #自由詩 #ファンタジー #空想 #140字 18 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート