セクシュアリティに関わる4つの観点があります。

①からだの性(法律上・戸籍上の性)
②性自認・こころの性
③性表現・ふるまう性
④性的指向・好きになる性

からだの性が女性「だから」こころの性は女性
なのでしょうか？
それぞれ「こうだからこう」と決まったものはないのです。

Xジェンダーだと言うと「でもスカート履くんだね」とたまに言われます。
なんで「でも」なんだろう、だって夏は暑いもん、スカートの方が涼しいもん。ストリート系でキメたい時もあるし綺麗めでいたい日もあります。

SNSでよく見かける言葉たち

メイクをする男性のインフルエンサーに「女性になりたいんですね」
男装のようなメイクをする女性インフルエンサーに対して「彼氏になってください！」
わかる、その思考になるのは分かるんだけど、1回立ち止まってみてほしい。

メイクは綺麗になるためのもので女性になりたいんじゃなくて楽しんでやってるのかもしれない。
男装みたいなメイクがすごく似合う顔立ちだけど恋愛対象はそれだけで判断できるものじゃない。
自分のことがより好きになれるのって性表現の部分からが大きいと思うんです。
好きになれる外見で歩けたらちょっと自信持てる気がする、そんな感覚。

最後に

セクシュアリティに関する4つの観点はそれぞれ独立しているのものです。
グラデーションのように男性、女性、中性、無性、その中でも人によって差があったり変わる人もいます。

否定する必要があるんだろうか。
受け入れられない、理解しがたいならそれでいい。
自分の今までの常識と違うものを受け入れるのはなかなか難しいから
どうしても受け入れたいと思うなら私に連絡してください笑
その必要がないと思うなら見送ってください。
わざわざ言葉のナイフを投げなくていいので。

こうじゃなきゃいけない、なんて無い。
みんなが楽しくて幸せだったらそれでいいのになと私は思う

＊参考文献
https://jobrainbow.jp/magazine/what-is-lgbt