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ハイキング|近江富士は奇岩と絶景と魅力多き山でした

2/4は前から形が気になってた
近江おうみ富士に登ってきました🙌
近江は滋賀県の旧国名で富士は形
あくまで通称で正式には三上みかみ山らしい🌱

湖西から望む近江富士

平地の多い琵琶湖南東側にあり
特徴的な山容で市街地から近いため
電車乗ってたら目に入る山
湖西側の街や比叡山からも見えてて
いつか登りたいと思ってた山でした😆

今回は珍しく友人主催イベントに参加
最近はソロが多かったので
自我抑えるの大丈夫かなと思ったけど
それ以上にワイワイするの楽しみました♪

近江富士に登る

滋賀県野洲やす市にある432mの山で、周囲よりも岩盤が硬いために、断層運動や侵食に取り残された残丘ざんきゅうであるため、標高に比して目立つ。山麓には三上山(近江富士)を神体山しんたいさんとする御上みかみ神社が鎮座する。

Wikipediaより

いつもあまり下調べせず行くが
今回は人主催のためさらに無知のまま
登って降りてきたので今さらな情報🤗

登山道は岩場が多かったけど
この岩が山を形成してたんやな✨

麓から見た近江富士

古事記こじき』『延喜式えんぎしき』にも記述が見え、また和歌にも詠まれた由緒ある山である。紫式部が「打ち出でて 三上の山を ながむれば 雪こそなけれ 富士のあけぼの」と詠んでいる。

Wikipediaより

実は登頂日の明朝は雪予報で
雪化粧するか…とも期待したけど
残念ながら積もるまではいかず🤔
結果、天気と景色良く歩きやすい
絶好のハイク日和で嬉しかったけど🤗

前置き長くなりましたが
基本情報を知らずやったので
調べついでに書いておきました✏️

飛び出し坊やに誘われ、御上神社へ


JR野洲駅から麓の御上神社へは
バスも運行されているが本数少なく
歩いても40分ほどなので徒歩で移動

行事神社の参道

現地では何て読む?と思ったが
行事…と書いてあるそうな…
全く読めない🤣

派生型の飛び出し坊や

これから登る近江富士を正面に
何もない農道をひたすら歩く🙌
…と思ってたら思わぬトラップが💦

0系とされる形(塗装は様々)

滋賀県発祥の飛び出し坊や

交通戦争と呼ばれた昭和30年代頃から全国各地でドライバーに注意を促す看板が製作された。児童の形を板にくり抜くタイプ(飛び出し坊や)が生まれ、そちらが主流になった。滋賀県八日市市(現:東近江市)社会福祉協議会の発案で1973年に製作、設置されたのが始まり。

Wikipediaより

ということで道中にあるわあるわ…
地元の小学校製作らしく
表情が様々あって逐一足止め💦

電柱の陰なので横顔
もみあげあり
下半身がドラえもん
飛び出し婆や、その先には坊や

これでもほんの一部で
あまりに足止めされるので
主催者から坊や禁止令が出るほど
予定より時間がおしたらしい🤣

野洲駅から50分ほど歩き
山麓にある御上神社に到着

楼門(重要文化財)

主祭神である天之御影命あめのみかげのみことが三上山の山頂に降臨し、それを神主が三上山を神体として祀ったのが始まると伝える。発掘調査では三上山ふもとの大岩山から24個の銅鐸どうたくが発見されており、古来から祭祀が行われていたと考えられる

Wikipediaより
左:若宮|右:本殿(国宝)

本殿は桁行けたゆき三間、梁間はりま三間、入母屋いりもや造、檜皮ひわだ葺。鎌倉時代後期の造営と思われる。漆喰しっくい壁及び連子れんじ窓などがあり、神社・寺院・殿舎の様式を混合させた独特な造りから、御上造と呼ばれることもある。

Wikipediaより
左:近江富士|右:女山

御上神社付近から山を見ると
あれこの山か?という形をしてる

奇岩に挟まり登り奥宮へ

ようやく山登りの内容です🤗
記事でもやっと感あるけど
現地でも駅出発から1時間半後…

現地の看板によると
山頂まではたったの1.3km
普段の歩き旅と比べたら短い🙌

ただ急登と魅力的な場所多くて
距離の割に時間がかかった🤣

登り始めは石段
シダ植物の斜面を登る

平坦な道から急に山道に入り
体のギアチェンジが追いつかず💦

標高約240m付近

少し登り息が上がったとこで
中腹からの景色で息抜き🤗
さすがどこからでも見える山
中腹でもどこまでも見渡せる

前半のハイライト・割岩へ

その名の通り巨石が割れていて
間を通れば肥満度確認ができるとか🤣

狭いところは体を横にして通れ
肥満体型ではなかった🙌

割岩の先も山頂まで岩場続くが
硬くて安定した岩なので難なく♪
むしろ楽しんで登れました

岩の隙間からも景色が見える
麓の街と琵琶湖と対岸の比良山系

結構遊びまくったけど
それでも1時間20分で山頂付近に
鎮座する御上神社の奥宮到着🙌

手前の石が天之御影命が
降臨したとされる磐座いわくらです🙏

山頂付近を散策

そんなに歩いてないけど
達成感ありやっと昼だ〜♪
と思ったが少し寄り道するよと
奥宮を通り過ぎ下り道へ💦

思ったより急な下り

参加する立場ならではの
予想外の経路をたどる😓

登ってきた表参道とは別の
裏参道にある巨石と洞穴

うばふところ(奥に見えるのは見えて良い人です🤣)

1842年(天保13年)の近江天保一揆の時、江戸幕府検知役人市野茂三郎らが逃げ隠れした場所とされています。他にも、むかで山伝説にちなみむかでの穴とも呼ばれる。

原地の看板
下った分は登り返し…
山頂付近からの眺め

中腹よりも景色が見渡せる🙌
何より風が穏やかで快適で
絶景眺めながらのんびり昼食😋

昼食後は奥宮の裏手にある
本当の山頂にも寄りました⛰

その後、近江富士東側にある
花緑公園内に下山&トイレ休憩

登って下って登山口から2.5km
目的の山には登り満足はできたが
行程はまだ続くらしい😆

参加者ゆえの予想外の行程
実は楽しみの1つでもありました

近江富士を望む北尾根縦走路

近江富士からの景色も絶景やけど
後半の縦走路からの方が絶景やった

再び登り始める

富士山からの景色よりも
富士山が見える山の景色が良い
という本家の富士山とも似た感覚かも

近江富士を背にして北を望む

これまでとは違った景色と
一筋の稜線道、歩く人たち🌱
空撮みたいな構図ですが
登山道から見える風景です🤗

振り返ると近江富士
美しすぎる山容により
周囲の景色が引き締まる🗻

太陽の位置が直上になる場所
神様が降臨してきた様な…
そんな様子見たこともないけど😆

稜線は低木が多く景色も良い

稜線にも奇岩が多くあり
ここでは潜り持ち上げ乗り…
色々楽しみました🙌

この岩は立入禁止なので眺めるだけ
北側に見えた雪山

左から金糞かなくそ岳、伊吹山、霊仙山
…やないかと現地で予想(伊吹は確実)
滋賀県最高峰、百名山の伊吹山は
さすが風格が違う🤣

こちら東光寺日陽山・225m

最後まで息つく暇ない絶景道

前半の近江富士への登りは
登り登り登り、下り下り下りに対し
稜線では細かく登り下りを繰り返す
それが稜線縦走なんやけど…
標高関係なく足にくる道のりでした

くじら岩

けどそれ以上に絶景続きで
景色を見るたびに癒される
そして次はどんな景色見れるかと
楽しみで再び登るの繰り返し🤗

琵琶湖と対岸の比良山系
地名は聞くけどほぼ未踏エリア
雪が溶けたら縦走しに行こかな♪

近江富士

稜線からの近江富士も見納め…
どこから見ても絵になる山
登るのも楽しんだけど
個人的には見る方が魅力かも🤣

稜線の割岩は通れず…挟まるのみ

この日最後の登りも岩場
悲しいような嬉しいような🥺

東光寺不動山・260m

低山中の低山やけど
ここまでの稜線と同じく
眺望は素晴らしかった

西側|市街地・琵琶湖
北東側・田中山と連なる山々

縦走路は向かいの田中山にも
通じてるが眺望無しとのことで
今回はここから下山へ

眺望の割に低山なので
麓まではたった500mほど

妙光寺山磨崖仏まがいぶつ

そんな短い道のりにも見所あり
巨石に彫り込まれた地蔵立像は
鎌倉時代のものだそうです

鳥居をくぐって下山🙌
街に出てからは野洲駅まで
1.5kmほど歩いてハイク終了✨

下山後のフロとメシ

その後電車で石山駅へ行き
以前訪問して気に入った銭湯へ

唐破風屋根が存在感を放つ
継業で蘇った容輝湯ようきゆさん

レトロと現代が融合したような
雰囲気の良い空間が魅力

全額寄付してくれるそうなので
湯上りは能登の里山サイダー
美味しくいただきました🥤

以前訪問時に書いた記事✏️
興味あればこちらもどうぞ

Cafe & Restaurant Rindu Bali

下山後、湯上りの腹ごしらえは
石山駅近くのインドネシア料理店
一人やと入れなさそうな店😓
店の内装が魅力的で写真撮ったけど
肝心の料理を撮り忘れた💦
けどどれも美味しかった👍

今回のルート

YAMAP軌跡マップ

久々の参加者としてのハイキングで
山を目的地に据えたハイキング🌱
一人でガツガツ歩くんも楽しいけど
皆でワイワイも楽しいなと思えました

けどそれは主催者の計画あってこそ✨
下見、ルート選び、楽しみスポットなど
勉強になる部分も多かった1日でした🙏

・時間:約6時間45分、・距離:10.4m
・登り:604m、・下り:604m
JR野洲駅→行事神社鳥居→御上神社→割岩→奥宮(磐座)→姥の懐→近江富士(三上山)→花緑公園→東光寺日陽山東光寺不動山→妙光寺山磨崖仏→JR野洲駅


近江富士に登る前日は
滋賀県の東海自然歩道歩き三重県へ
その後、甲賀市内で1泊しての…
今回の近江富士ハイクでした

ここに至るまでの内容も
別記事で書いてるのでよかったら🌱


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