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ハイキング|大文字山から比叡山を経て大原へ

京都一周トレイルの東山エリアを
歩いた6月18日のことです🌱

京都一周トレイル®とは、京都の東南、伏見桃山から、比叡山、大原、鞍馬を経て、高雄、嵐山、苔寺に至る全長約83.3キロのコースと、豊かな森林や清流、田園風景に恵まれた京北地域をめぐる全長約48.7キロのコースからなります。

京都観光ナビ

京都市の中心部は周囲を
山に囲まれた盆地になってます
その周囲の山の稜線をつなぐのが
京都一周トレイルルートです
(一部麓を通るとこもある)

神戸の六甲全山縦走路
大阪のダイヤモンドトレール
と同じく制覇したいルートの一つで
大阪50山と同じく
今年中に制覇したい目標です🤗

この日が今年初の
京都一周トレイルやったけど
昨年3回ほど歩いてるので
今回で半分以上達成できたはず

青点線:一周予定線

赤線が今回歩いたルート
薄橙線はこれまでに歩いた道


ハイキング前の恒例
喫茶店でのモーニング
今回は東福寺駅近くの店へ

完全に店名に惹かれたけど
縁側を眺める和室でいただく
珈琲とトーストは新鮮で
なんか朝から癒されました😋

ハイキング開始

モーニングの東福寺は
完全なる寄り道やったので
再び京都駅に戻ってから
山科やましな駅へ向かいました

琵琶湖疏水

山科駅から北へ10分ほど
住宅地を歩いていくと
琵琶湖疏水が穏やかに流れる

毘沙門堂

そこからさらに北へ行くと
紅葉の季節には混雑してる
毘沙門びしゃもん堂の入口が見えてくる
秋も良いんやろうけど
新緑のトンネルも美しい🌱

大文字山へ

大文字山へ向かう道が分岐する
この先へからも行けそうだったが
コースタイムの短いここから
登ってみることにした

印に従って丸太を跨いで進む

基本的には未舗装の林道で
勾配も緩く歩きやすい道だったが
たまに倒木で道が塞がれてました😓

どうやって進むん?って思ったけど
自然のアスレチックのように
丸太を跨ぎながら先を目指すのが正解で
これはこれで楽しかった🤗

歩きやすく明確な道で稜線へ
左の山科から登ってきた

山科から1時間ほどで
京都一周トレイルと合流した👍

ここまでトレイルルートを
登ってこなかったのは以前のハイクで
歩いてたので避けたかったのが理由・・
同じ道は面白みに欠けるからな😂

大文字山465m  三角点
大文字山からの眺め

曇天ですが市街地は望めました
左が山科で右が京都の中心部
うっすら京都タワーも見えました

ちなみに、大文字山はその名の通り
五山の送り火の一つ左大文字
灯される山ですが大の字は山頂ではなく
中腹付近にあるとのこと

寄ろうかとも考えたけど
時間的に余裕がなかったため
最短ルートで次の山へ向かいました

細く不安定な道

大文字山から先は
一周トレイルとも別れたため
少し不安定な道も多くありました💦
でも見失うってことはなく問題なし

ちなみに京都一周制覇を目指してますが
指定ルートを歩くことにこだわらず
自分なりの一周ができれば良いと思ってます

麓から左大文字を望む

大文字山から次の山へは
一度下山して登り直すことになる

瓜生山を経て比叡山へ

次に目指す比叡山ひえいざん
ここだけ登っても登り甲斐のある山
今回は縦走という形なので少々辛い・・

ここからは再びトレイル
北白川大山祇神社

住宅地から再び山に入ると
すぐに神社の境内を抜ける

祭神は大山積神おおやまづみ
山霊さんれいの諸神らしいので山の神様と思い
道中の安全を祈っときました🌱

ルートが分かれる

神社の先で道が二手に分かれる
一つは旧道で倒木注意となってたので
もう一つのルートで向かいました

山中にあった火の用心看板

山中には火の用心看板が多いが
なんとも言えずポップな絵が👍

瓜生山への道
瓜生山頂

瓜生うりゅう山頂には、狸谷不動尊奥の院の社殿とその裏に石室があり昔、勝軍地蔵が置かれていた。狸谷不動尊は詩仙堂の前を850mほど上った山間の寺院が狸谷不動院で、災難除けの不動として知られる。

麓からも分かりやすい山容らしく
室町時代には城郭も築かれたそうです

しばらく望めてなかった景色が
木々の切れ間から見えました
見えたのは大文字山からとは違い
京都の北山や宝ヶ池の辺りでした

綺麗な川を渡る

山へ直登するルートではなく
斜め方向からのルートならでは・・
稜線だけではなくいくつかの川を渡り
再び別の稜線へと入っていく感じの道

修学院方面からの道と合流

合流したのは以前下山した道
下りやったので登ると違う道の様で
ひたすらひたすらに登っていく・・

ここまで歩いた斜めの道ではなく
直登の道に入ったと実感しました

一部は石段になってました

山頂が近付くにつれて
時代を感じる道になっていく

正面が大比叡(比叡山最高峰)

今回は比叡山登頂が目的ではないので
最高峰には行かずに先を目指すが
トイレと飲み物補給のため
最高峰を望む駐車場に立ち寄った

駐車場付近:812m|大比叡:848m

延暦寺境内を抜ける

比叡山には過去に何度か来たが
ここから北へは初めての場所
ってことでワクワクしてました

京都一周トレイルに沿って歩くと
延暦寺境内に入ったことを示す石碑が・・
と同時に滋賀県へも入る🤗

昭和11年建造の石碑には史蹟とあるが
平成6年に世界文化遺産に登録された寺院

延暦寺の中心部は根本中堂ですが
今回はスルーして釈迦堂へ向かう

山王院堂(法華鎮護山王院)

山王院は、智証大師ちしょうだいし円珍えんちんの住房。千手院や後唐院とも呼ばれる。正暦4年(993年)に円珍派(後の寺門派)が本拠地を園城寺おんじょうじに移す前はここが本拠地であった。
 園城寺:滋賀県大津市にある天台寺門宗の総本山の寺院

Wikipedia

山王院から階段を下っていくと
見えてくるのが浄土院

絵画の様に美しい

浄土院は宗祖最澄さいちょうの廟があり、山内で最も神聖な場所とされている。ここには十二年籠山行ろうざんぎょうに臨む侍真がおり、宗祖最澄が今も生きているかのように食事を捧げ、境内一円を落ち葉一枚残さぬように一心に掃除している。
最澄:唐(中国)に渡って仏教を学び、帰国後、比叡山延暦寺を建てて日本における天台宗を開いた平安初期の仏教僧。

Wikipedia

浄土院は今回初めて訪問しました
ここが最も神聖な場所というのも
今回訪問して初めて知りました😓

ガイドブックやパンフレットやと
根本中堂の写真が大きく載ってて
ちゃんと読んでもなかったのが原因かな

門外から中を見てゆっくり鑑賞したい
って思ったんですが時間の都合で
今回は合掌だけして先へ向かいました
次回は終日比叡山を巡ろうと思います♪

伝説では聖徳太子が建立したとされる椿堂
釈迦堂

釈迦堂(重要文化財)は西塔の中心。信長による焼き討ちの後、文禄4年(1595年)、当時の園城寺おんじょうじ弥勒みろく堂(金堂。貞和3年(1347年)建立)を豊臣秀吉が現在地に移築させたもの。現存する延暦寺の建築では最古のもので本尊は秘仏の清凉寺せいりょうじ釈迦如来しゃかにょらい立像(重要文化財)。延暦寺五大堂の一つ。

Wikipedia

こちらも初めて訪問したお堂ですが
なんと延暦寺の建築で最古だったとは・・
根本中堂の建立は788年らしいですが
信長の焼き討ちにあい焼失し
現在の建物は1642年家光により
再建したものなので釈迦堂の方が古いのか👍

こちらもゆっくりしたいとこですが
忘れそうになるけどトレイル途中なので
次回ゆっくり巡るとしてパス😓

府県境稜線から大原へ

延暦寺はサクッと抜けよう
って思ってたんですが
まさかの情報が多くて
思いの外時間がかかってしまった💦

奥比叡ドライブウェイの下を
トンネルで抜ける
自動車専用道なので横断禁止の
看板もありました💦なるほどな🤔

よく見る登山道ですが
いつもと違うのはお地蔵様の数
これも比叡山という土地柄なのかな

ずっと曇ってたけど
ここにきて木漏れ日が・・🌱
嬉しいけど暑いのは嫌やな😓

進行方向右(東)側には琵琶湖
今回初めて見えました😆
ここにきてやっと府県境やと実感✨

横高山の登り

ここまで緩やかなアップダウンが
続く稜線やったのが急にがっつり登る
木の根がひしめき合う急斜面・・
後半でこの登りは足にくる💦

横高山の後、再び水井山の急登
振り返ると木々の隙間から琵琶湖と
比叡山(右の半分隠れた山)が見えました

仰木峠

そして稜線と別れて下山へ向かう
仰木おうぎ峠にたどり着く
ここには京都一周トレイルの標識だけでなく
東海自然歩道や比良比叡ひらひえいトレイルの標識も

ここから北への稜線は
比良比叡トレイルのルートみたいなので
またいつか歩いてみたいな🤗

左:京都一周|直進:東海自然歩道

少し下山したところで
東海自然歩道とも分岐するが
どちらも大原に下山することになる

下山ルート最初は稜線歩き
途中から沢沿い歩き

大原の戸寺地区に下山
集落に入っても穏やかな風景
出発した朝と同じ京都市内でも
全く景色が違い遠くへ来た気分になる

高野川沿いを歩く

以前歩いた京都一周トレイル
まで行き軌跡を繋いだ🤗

ここから先
鞍馬まで歩いたのは昨年の秋
季節感が違うけどよかったらどうぞ🌱

下山はしたものの
バス停まではもう少し歩く

農道を歩いて振り返ると比叡山
あそこから来たのか・・
てかあの向こうから来たのか・・って思うと
頑張ったな自分と褒めたくなる😂

6月中旬、紫陽花が綺麗でした
大原バス停に到着👍

下山後、銭湯とご飯

18:43発の国際会館駅行きの
バスに乗り八瀬駅前で下車

終点の国際会館駅まで行けば
地下鉄1本で京都駅まで行けますが
いろんな理由で途中下車しました🤗

叡山電鉄八瀬駅(八瀬比叡山口駅)

叡山電鉄は鞍馬線しか
乗ったことがなかったため
駅も含めて訪れてみたかったんです👍

改札口のある正面入口から
すでにレトロで雰囲気が良いが
中に入った瞬間タイムスリップを
した様な錯覚に陥りました

ヨーロッパの駅を彷彿とさせる
線路とホームを覆うドーム状の屋根
(トレインシェッドっていうらしい)
暖かい電球色の照明が灯り
奥には山の緑が鮮やかに見える

物語の中に入った様にも感じる
こんな駅が京都市内にあったとは・・

そこに到着したのは1両の電車
この電車で京阪電車接続駅の
出町柳まで行くことができる🚃

元田中駅

八瀬比叡山口駅から15分ほど
一気に現実に引き戻され・・
元田中駅で途中下車

以前、鞍馬からの帰りに行った
出町柳から近い銭湯も良かったけど
今回はしののめ湯で汗を流しました♨️

伝丸百万遍店

その後、一駅先の出町柳駅まで
歩いて向かう途中で夕食を・・😋
空腹状態なのでこだわり無しです♪

そして京阪電車に乗り込み大阪へ・・
日没時間が遅いこの時期というのと
京都まで行ったということで
帰宅は23時前になってました😓

今回のルート

今回はJR山科駅から
ほぼ京都一周トレイルに沿って
北へ北へ大原まで歩いてみました
途中、多くの社寺や歴史的場所に遭遇
時間の関係でゆっくりできなかった場所は
後日訪問してみたいなと思います🌱

YAMAPより引用した地図に書込み

・時間:約9時間50分、・距離:25.4km
・登り:1810m、・下り:1641m
山科駅→(毘沙門堂)→大文字山→北白川大山祇神社→瓜生山→(大比叡)→延暦寺境内(山王院→浄土院→椿院→釈迦堂)→横高山→水井山→仰木峠→大原バス停

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