お蔵フェスタ_表紙

発酵人集うお蔵フェスタ

note初投稿です。

備忘録として、文章を綴っていけたらと思います。

いきなり日記のようになりそうですが、
千葉県香取郡神崎にて行われた
お蔵フェスタ2019に参加してきました!

お蔵フェスタとは
発酵の里神崎にある寺田本家にて、年1回行われるお祭り。
寺田本家の製造しているお酒はもちろん、蔵の見学やトークショー、ワークショップも開催され、
他にも環境や健康に配慮した作り手のみなさんが軒並み出店されています。

それと同時に、今回参加してみて
「発酵の里こうざき」が町としてもこのお祭りを盛り上げていこう、としている印象を受けました。

今回お蔵フェスタに参加した訳

学生の時にとある会社さんでインターンをしていました。
特に私が任されていたのは月に1回、
有機農業やそのような原材料を使って手間暇かけて作られた食べ物を販売するイベント。
そこで、寺田本家さんの存在を知りました。

たしかその時、初めて作り手を意識してお酒を飲んだ気がする。笑

お酒の味わいもそうですが、
寺田本家さんのお酒作りへの思想が素敵だな、と感じて強烈に印象に残っていました。

その時からお蔵フェスタが開催されている事は知りつつ、やっと今回初!参加できたのです。

ここは天国か!?しあわせの極み

下総神崎の駅を降り(とっっても混みあってました)
とにかく、道沿いに歩いていくと、おいしそうな匂いがあっちからもこっちからも…

仁勇蔵さんという酒蔵さんも同じくお祭りをやっており、ちょっと寄り道。

黄色いのは梅酒なのですが、美味しかった。
なんというか、コクがある感じ。

それから更に歩いていき、数々の誘惑にかられながら…着きました。
寺田本家さんの会場です。
人、人、人。

まず、チケットを5枚綴り(500円)の購入。
特製おちょこもついてきました。
ちなみに入場料は無料です。

試飲時に切り取って渡すのですが、
2枚必要なお酒と1枚必要なお酒がありました。

色々試飲した結果、私はやっぱり五人娘の大吟醸が好き!
郡をぬいてまろやかで、上品な味わい。

むすひの甘酸っぱい感じも後を引きます。
あと、お蔵フェスタ限定のうすにごり生原酒も美味しかった…結局選べない。笑

神崎神社の境内でのふるまい酒。
こちらは香取。これ、とても飲みやすかった!

どぶろくも限定で購入。
米の甘みが強い、米を味わっているかの様などぶろく。

食べ物もたくさんありました。

みなさん、食べ物をつくる上でのスタンスは似てらっしゃるな~、と感じました。

発酵トークやお蔵見学も

旧蔵で、発酵COMPANYの代表の方と、
寺田本家24代目当主 寺田優さんのトークセッションも行われていました。

少しほろよい気分で聞いておりましたが、
マイナスな考えは腐敗ととらえるとそれも引くるめて発酵なんだ、という話だったり…

10年かけての発酵VILLAGEの構想、実現したら楽しいだろうな~。
疲れた時にふらっといけば、心も体もデトックスされそう。

あと、お蔵見学にも参加しました。

洗ったお米を入れて、蒸すための木桶。
重労働らしく入ったばかりの新入社員の役目だそうです。笑

その蒸したお米を冷まして広げる場所。
麻の布の上に広げていきます。

麹をつくる部屋。
ここで聞いたお話で印象に残ったのは、
良い菌も悪い菌もあることで上手くバランスがとれている、という話。
酒蔵さんでは、醸造に必要な菌に納豆菌を繁殖させないように納豆は食べない!という方もいると聞いたことありますが、
寺田本家さんは全く逆の考えで、
色んな菌がいていいんじゃないか。
だから、この麹づくりの部屋にも人を招き入れるに、様々な個性をもった菌でおいしいお酒を造ろう。
というポリシーだそうです。

これって社会にも通ずるものがありますよね。

蔵見学、実は一番楽しみにしていたんですが、ほんとに参加して良かった!
実際に造る場所を見れた他に、素晴らしい話が聞けました。

そして、今回のお土産は
純米大吟醸の酒粕と道端で売られていた糀味噌

糀味噌はさっそくお味噌汁につかいました。
甘めでコクがありおいしい~!

(しかし写真があまり美味しそうに見えない…ごめんなさい。)

ちなみに酒粕は、小分けにラップしてジップロック、冷凍保存が酸化を防いで良いらしいです。

半日開催のお蔵フェスタ、
初めての参加でしたが大満足でした。

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