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転職して生理痛について価値観が変わった話

転職した会社に申し訳ない感じもしますが、
転職して1番よかったことは
仕事内容が希望のものになったからでも、
年収が上がったからでも、残業が少なくなったからでもなく
生理痛について価値観が変わったこと!
本気で思っています。

転職してなんで生理痛について考え直したきっかけ

昨年、IT系のメガベンチャーと言われる会社に転職しました。
ダイバーシティや女性特有の悩みに対して会社として取り組んでいこうと
推し進めている会社で、月1回ほど『生理痛』『更年期』『不妊治療』など様々なセミナーを開催しています。
そのようなセミナーを社内広報で見たのをきっかけに
なんとなく『女性特有の悩みとキャリアについて』のセミナーに参加したことがきっかけでした。

生理痛は我慢するもの

小学生で初めて生理がきてから、
生理が来たらナプキンを使う、
頭痛や腹痛が起こるから辛い時は痛み止めを飲む程度の知識しかないまま
大人になりました。

とにかく痛み止めを飲んで、我慢するしかないんだと
みんなそうしているんだから辛いとか言ってはいけないんだとか
そんな感じの認識でいました。
それ以外のことは教わらなかった(気がする)し、
自分で知識を得ることもしていなかったです。

女性の生理痛はみんなの課題

転職先でセミナーに参加して、
生理痛や更年期症状などの女性特有の悩みによりキャリアを諦める女性がいること、
現代女性の生理の回数は江戸時代の女性の4倍も多いこと
海外には生理痛を軽減する低容量ピルを無償で提供してくれる国もあること、
低用量ピル・漢方・ミレーナなど医療による生理痛に対する有効な選択肢があること、
日本では諸外国と比べ女性特有の悩みに関する対策が遅れていること
などなどいろいろなことを知りました。

また、女性特有の悩みでパフォーマンスが落ちたり、思うような成果が出せないのは
企業にとって大きな損失となるので
女性個人で解決するものではなく企業で取り組む必要があるという話もありました。
これは目からウロコが落ち、
辛い時は業務調整して早く仕事を切り上げたり、生理休暇を利用したりするものしていいんだ!!と
思えるようになりました。

生理中は頑張らない

それからフレックス制度を利用して
生理前や生理中は業務時間を短くするように調整しました。
その代わり生理前・生理中以外は集中して業務に取り組むようになりました。
前職では毎日8時間必ず出勤する雰囲気で、そのような調整はできなかったのと比べると
だいぶ楽になりました。

生理のことを話してもいい

会社でセミナーを受けたことをきっかけに
生理のことをもっとオープンに話してもいいんだと思えるようにもなりました。
同居するパートナーにも
生理前や生理中はイライラしてしまうことや
だるくて動くものしんどいことなどを伝えました。
辛い時は家事をお願いしています。

勇気を持って婦人科へ

それでも、やはり生理前や生理中はきつい、、、ということで
ピルや漢方も試してみたいと思うようになりました。

自分の中で生理痛で婦人科に行くのは気がひけるな、
みんな我慢しているのに生理痛が辛いとか言って婦人科に行くのは変だとか
いろいろ考えてしまって、
まずはドラックストアで購入できる命の母ホワイトを飲むことにしました。

で、命の母ホワイトを飲んだらだいぶ楽になって効果が感じられたのと
医療機関で処方してもらった方が薬代も安そうだし、
私の体質に合うものを処方してもらえるかもと思い、
近所の婦人科へ行きました。

生理痛くらい我慢しろとか言われたらどうしようとかどきどきしながら行きましたが、
(いい大人なのに恥ずかしい、、、)
意外にあっさり漢方薬を処方してくれました。

私には漢方薬があっていたようで
生理前や生理中のイライラや腹痛は軽くなり、
かなり快適に過ごせるようになりました。

まとめ

転職し、エンジニアとしてのスキルが高められる環境だったり
年収が上がったり残業が減ったりももちろん嬉しいです。

ただそれ以上に、毎月耐えていた生理の悩みを軽減する方法を知ったことや
価値観が変わったことで
辛い時は休んだり、周りの方や医療の力に頼ったりしようと思えるようになり、
仕事もプライベートも楽しく過ごせるようになりました。
今後も自分の体の変化に合わせて、快適に過ごせる環境を整えていこうと思います。

拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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