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日本の電車は遅れない

 日本の電車は遅れが少ない。ほぼ時刻表通りに走る。2〜3分遅れようものなら、必ず丁寧な謝罪入りアナウンスがあり、逐次状況の説明もある。日本の電車運行時間に対する管理は本当にきめ細かい。関係者のご苦労を感じる。

 だが、この状況に慣れ親しんだ乗客は2〜3分の遅れにも敏感になり、気持ちがいら立つ。特に敏感な方は駅員等に憤怒の形相で迫ってしまうのものよくある光景だ。

 海外では少々時間に遅れても何のアナウンスもなく、客側も平然としている国が多いと聞くが、国内にいると日本の鉄道の凄さはわからない。

 最近では乗り換え案内アプリにリアルタイムに遅れの状況が表示される。現時点の遅れを知りたいという気持ちもわかるし、アプリ開発者が日々改善している気持ちも伝わってきて素晴らしいとは思う。

 だけどこの様な管理は鉄道管理者の首を更に絞めているし、我々の時間に対する寛容さを更に少なくさせている気がするがどうだろう。

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