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病床で思った老人のやる気

 何日か病気で寝込んでいたもので、何もする気が起きず、ただただ惰眠をむさぼっていた。毎日少しぐらい文章を書こうと思っていたのだが、ウイルスと戦っている身体には実際に書く気力を絞り出す力もなかった。

 食欲もわかず、体重計に乗ると体重の下落よりも骨格筋の下落の方が大きく、筋肉は使わないとあっさり減っているのを実感。老人が短期間の入院等であっさり寝たきりになってしまうことがあるのも何となく理解出来る。

 自分としてはまだ老人の域ではないと思っているので、そろそろ家の中で歩き始めようと思うが、老いるとなかなかリハビリに積極的ではないお方もいると聞く。特に何をしたいと思わないし、長く生きたいとも思わないので辛いリハビリはしたくないという気持ちも想像出来る。

 老人の骨折→寝たきり→認知となるのは良く聞く話。もし自分がその場に置かれた時、果たして自分にリハビリに耐え得る気力が残っているだろうか?自信ない。



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