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「逃げる」は恥ではなく身を助ける


とある依存症研究で参加中のコミュニティにて。

「今いる場所で勝たないと、どこに行っても負け続けるよ」
「今の環境から逃げても、逃げ癖がつくだけだよ」
「今いる場所で咲かないでどうするの?」

周りからこんなことを言われ、苦しんでいる人が多い。
しかし私自身も若い頃、こういう周りからのアドバイスに
ずいぶん振り回された。

だからこそはっきり言いたい。

「その意見、全部聞かなかったことにしていい。」

勝つとか負けるとかじゃなく
自分がいたいと思える場所を探し、そこに向かっていい。

過去と他人は変えられない。
だから今と未来の自分を大切にしないといけない。

そのためにも、今いる場所、今置かれている環境を
見直すってことはとても大事。

ここでは私らしく咲けない。
やりがいよりも理不尽な出来事に傷つくことが多い。
頑張りたいけど、うつろな気分になってしまう。

そんな自分に気づいたら、
今いる環境から離れる決断をしていい。

そもそも身の危険を察知した時に働く闘争本能は、
動物として持っていて当たり前の本能。

その本能に抗って不快・危険と感じる環境にしがみつき、
「逃げるか」
「それともここで闘うか」
と葛藤すればするほど、
ストレスで日常生活になんらかの支障が生じたり、
その結果心身ともに参ってしまったりする。

人はストレスに晒されると、
ストレス対応ホルモンと呼ばれるコルチゾール
(副腎皮質ホルモン)がそれを緩和させるのだが、
ストレス過多な状態になると、
そのコルチゾールが昼夜問わず過剰放出されることに
なる(就寝中はコルチゾールレベルが下がるのが
正常な状態)。

そして、やがてコルチゾールが枯渇すると
鬱症状を発症したり、肉体的にも様々な問題が
生じるとされているのだ。

だから、自分の健康、自分の人生を
自分の手で守るためにも、
「環境の最適化」を考えることは非常に重要


周りからの束縛的な言葉に囚われず、
柔軟に逃げたい場所・離れたい環境から離れて
自分が心地よく伸びやかに振舞える環境に
身を置くこと
、これを最優先しよう。



●コルチゾールについて詳しくは、YouTubeに多くの
医師・専門家による解説動画が上げられています👇





最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

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