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くまのプーさん

私がプーさんに最初に出会ったのは、小学校入学前のディズニーランドだった。おみやげに好きなぬいぐるみを買って良いことになり、私が選んだのがプーさんだった。
丸くて黄色くてふわふわしたものに惹かれたのかもしれない。
小学校も高学年になり、興味の対象が少女マンガに移ると、自然とプーさんから卒業したように見えた。

ところが。

年齢も20代の後半になった頃、ディズニーランドへ遊びに行くと、その子は居た。
丸くて黄色くてふわふわした子。
昔のプーさんよりも幼い顔つきになって、寝そべっている、その子。「抱き枕」として売られていた、その子。
もう、愛くるしくて、一瞬で童心に帰った。

今自宅にいるプーさんは、大小含めて6匹。
なかでも、一番大きな抱き枕プーさんがお気に入りで、いつもベッドの横にいてもらっている。
この子がたまに頭の上に乗っかったり、鼻のあたりにフワフワの手を押し付けたりする。その度に変な夢を見て、起こされてしまうのだけど、添い寝はやめられない。

あと、比較的新しい小さなプーさんは、ベイスターズの試合について来てもらっている。

小さな頃好きだったものは、大人になっても大切なんだな。
そんな風に思う、今日この頃。



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