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【簡単・時短・節約】大根丸ごと1本七変化

巣篭もり生活が長くなると、毎日の食事に悩む方は多いと思います。
残り物を次の日も、、というと手抜きな感じがしますがリメイクしたり、味を変えることで手抜きしつつ新鮮なおかずに早変わり!
そんな節約もできる簡単お手軽レシピをご紹介したいと思います。

今日は、メインにも「あと1品」にも大活躍!な大根料理をご紹介します。

大根丸ごと1本七変化


大根って、半分でも1本でもあまり値段が変わりませんよね。
半分にするとラップの手間があるから、1本ごと買って欲しい、というのがお店の想いでしょう。
でも、1本はちょっと使い切れない、、、というご家庭も多いのではないでしょうか。 

我が家は2人暮らしですが、1本丸ごと購入します!
そして、1週間かけて、違うメニューで楽しみます。
が、そのほとんどはあまり手間をかけない、超簡単メニューです。

まずは半分に分けましょう!

お好みにもよりますが、一般的に大根は葉っぱのついている上側が甘くて柔らかいので、生食向き。
根の方が苦味があり固いので、煮物など火を通すお料理に向いています。

煮物好きな我が家は、上1/3くらいで切って、下側をお出汁で煮てしまいます。
煮た方が日持ちするので、世帯数が少ないご家庭は煮る量を多くするのがオススメです。

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下半分の下ごしらえ

時間がかかるのはここだけ!!
これさえやっておけば、4品は作れますので頑張りましょう。

皮を剥くか剥かないかはお好みで。2〜3cm幅くらいの輪切りにします。
来客のある時は見た目を重視して輪切りのまま調理しますが、家族用の時は時短のため、1/2や1/4にカットします。

食事の準備の際にお米の研ぎ汁をとっておいて、下ゆでします。お米の研ぎ汁がなければ茹でる際に白米そのものか、米ぬか(こちらの方がないですよね)をひとつまみ入れるでもOK。
白米がなければお水から茹でても良いですが、研ぎ汁で下茹ですると柔らかく、味がしみやすくなります。

大根に火が通ったら(竹串やフォークが刺さったら)ザルにあけ、一旦お鍋も大根も洗います。アクを流すだけなので、洗剤はつけずに、スポンジでお鍋についたアクを落とすくらい。大根も流水で流す程度、ざっくりでOKです。(私の料理はいつもざっくりです)

同じお鍋に大根を戻し、お水と出汁を入れて煮直します。保存のため、お水は大根がしっかり浸るように、多めにしましょう。
出汁はなんでもOK。できれば昆布とカツオ、など2種類くらい混ざると美味しいです。

我が家はお鍋用に昆布があるので、昆布を細かくちぎって入れるのと、お味噌汁用のカツオ出汁を入れます。実家は椎茸好きなので、干し椎茸入れてます。
お出汁がない方は、手抜き料理の強い味方「白だし」をくるっとひと回し。

この時点であまり味が濃いとその後、リメイクが全部同じ味になってしまうので、お出汁を飲んで「薄いかなー」くらいがちょうどいいです。

一煮立ちしたら下ごしらえ完了です!
3日くらいで食べきれる場合はタッパに煮汁ごと。
1週間くらいかかりそうな時は、1回分ずつジップロックに入れ、空気を抜いて冷蔵庫で保管。煮汁も入れると、空気が上手く抜けます。

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1品目:ふろふき大根

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下ゆでしたその日にぜひ召し上がっていただきたいのが「ふろふき大根」

お出汁で煮た大根に、味噌だれをかけるだけ。
お味噌は、味噌、みりん、砂糖を同量小鍋に入れて、焦げないように練ります。トロッとしたら出来上がり。砂糖の量で甘さ調節してください。

我が家はストックでジャムの瓶に入れてあります。
実家で大葉がたくさん採れる夏は大葉を細かく切って混ぜた「大葉味噌」
先日、直売所で葉っぱつきの人参を購入したので、いまは「人参の葉味噌」
くるみを砕いたものや、すりゴマ、ゆずなど入れても美味しいですね。

私が大根を買う日は、大抵魚の塩焼きがメインの日なので、ふろふき大根を副菜として出します。

2品目:鳥大根

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次の日、朝食や昼食もみんな食べる。。なんて日にオススメなのが煮物。
長時間煮込まなくても、大根にお出汁がしみているので短時間で美味しくできます。

鳥大根、ぶり大根、厚揚げとお野菜の煮物。などなどバリエーション多々。
ただ、根菜が入るお野菜の煮物は煮込む時間がかかるので、時短で作るには、鳥やぶり、薩摩揚げなどがおすすめ。仕込みに使った昆布も一緒に煮込んでいただきます。

鳥大根の作り方
少量の油で鳥を炒めます。
周りが白くなったら、砂糖、醤油、大根を煮汁ごと入れて10分弱。鳥と大根に色が染みてきたらみりんを入れて、3分くらいで完成。面倒だったら一気に調味料を入れて煮込んでしまっても問題なし。
調味料の量は、砂糖:醤油:みりんを1:1:1。

出汁が少ないと照り照りの濃いめの味に。出汁が多いと、薄味になります。時間がない時は、出汁を少なく、炒め煮のような照り照りにしても大根にお出汁がしみているので、ジュワッと長時間煮込んだような煮物になります。

我が家は甘い煮物が好きなのでお砂糖を入れますが、砂糖なしで、醤油とみりん、1:1でもOK。大人味の煮物になります。

👆鳥の代わりに薩摩揚げや厚揚げ、がんもどきでも美味しく出来ます。

3品目:ブリ大根

ブリを適当な大きさに切り、ザルに入れ、熱湯をかけ、臭みをとります。
お出汁と醤油、酒、みりん1:1:1をお鍋に入れ火にかけ、煮立ったらブリを並べ、その上に大根を乗せ、おろし生姜を入れ、アルミホイルで小さめに落し蓋をして10分くらい。ブリに火が通ったら完成です!

出汁の量は、大根が半分隠れるくらいあれば十分。もし出汁が足りなかったらお湯を足して。
調味料が面倒だったら麺つゆ+お湯+お酒かみりん少々でもいけます。
甘いお味が好きな方は、お砂糖を入れても。

👆落し蓋は煮汁が少なくても大根の上まで味が回るようにですが、ぴっちりしてしまうと水っぽくなるので、、煮汁が蒸発できるように周りに隙間がある「ざっくり」がちょうどいいです。

水っぽく感じたら、最後落し蓋を外し、強火で煮詰めてください。

👆魚はお水の時点で入れると臭みが出るので、煮汁を先に煮立たせることと、お酒を入れるのがコツ。
これさえ守れば、他の調味料の分量は適当でもだいたい美味しく仕上がります。

4品目:大根ステーキ

フライパンにバターを入れ、出汁で煮た大根を入れます。出汁は入れないように。
両面返して全体が温まったら仕上げにお醤油を少々入れ、絡めたら完成!!
見た目は地味ですが、とっても美味しいです。

5品目:大根とツナのサラダ

ここから上半分の生大根を使います。

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スライサーがあれば、スライサーで細かく、なければ細かい千切りを頑張りましょう。10分くらい置いておくと、水が出ます。

水が出た大根をぎゅっと絞り、ボールへ。(出た水分はお味噌汁に入れましょう)
ツナ缶の油を半分くらい切ったもの、塩胡椒少々。マヨネーズひと回し、をボールに入れ、あえるだけ。
ブラックペッパーをかけるとピリッと大人味に。

👆大根の上の部分はもともと水分が多いため、かなり水分が出ます。スライサーなどで斜めに繊維を切った時はお塩なしで放置で十分です。包丁で千切りにした時はお塩を少々ふって、しんなりさせてください。

👆ちょっと日にちが経ってしんなりしていたら、水抜きの時間を短くして大丈夫です。しんなりさせて使うので、日にちが経った大根でも美味しくいただけます。

6品目:シャキシャキ大根サラダ

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細く千切りにした大根の「大根サラダ」は定番ですが、組み合わせるお野菜でいろんなバリエーションが出来ます。
きゅうりや人参の細切りのほか、水菜、カイワレ、など。冷蔵庫にあるお野菜を合わせれば見た目も鮮やかに。トッピングに海苔やゴマなどをかけると栄養もプラス!韓国海苔もよく合います。

ドレッシングは何でも良いですが、一番合うのは中華ドレッシング。
お酢3:砂糖2:醤油1:ごま油0.5をよく混ぜれば添加物なし手作りドレッシングが簡単に出来ます。レモン汁を入れると爽やかなドレッシングになります。

👆ちょっと日にちが経ってしんなりしていたら、水にさらしておくとシャキッとします。

7品目:漬け物

添え物に便利な漬物。ジップロックを使うと、とっても簡単に出来ます。
昆布好きなら、スライスして塩昆布をひとつまみまぜ、ジップロックで10分寝かす。

浅漬け好きなら、スライスした大根と、寿司酢と白だし、お水を大さじ1づつをジップロックに入れ、空気を抜いて20分くらい。

洋風にするなら、スティック状にカットして、寿司酢を入れて寝かせればピクルスの完成!

8品目(おまけ):大根おろし

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我が家では欠かせない大根おろし。
シラスやなめ茸を乗せて追加の1品にしたり、お魚の添え物にしたり、ポン酢と合わせてステーキやハンバーグの和風ソースにしたり。

某うどん屋さんでは、茹でたうどんに大根おろしと生卵+だし醤油、というメニューも人気ですね。

おろした時に出る水分は栄養たっぷりで勿体ないのでお味噌汁へ。具が大根じゃなくても邪魔になりません。

副菜の1品にも、添え物にも大活躍の大根おろし。
いろいろ楽しんでください!!!

9品目(おまけ):葉っぱのふりかけ

大根についている葉っぱ(茎)。栄養たっぷりなので、新鮮な茎だったら、捨てずにいただきましょう。少なければ細かく刻んで大根の実と一緒にお味噌汁に入れても良いですが、たっぷりあるようだったらふりかけがおすすめ。

よく洗って、細かく刻んで水分を拭き取ります。
ごま油でよく炒め、砂糖と醤油を絡めて出来上がり!
雑魚やゴマを混ぜると栄養UP。大根の首の周りの部分を細かく刻んで混ぜても美味しいです。

10品目:お味噌汁

生の大根を細切りにして水から煮て、ワカメなどと合わせると「普通の大根のお味噌汁」になりますが、一度お出汁で煮込んだ大根を使うと豚汁の大根のように柔らかく美味しいです。
出汁で煮込んだ大根を細かく切って、合わせる具材は油揚げやお豆腐、豚肉や鳥肉、ネギ、ごぼう、きのこ、人参などあるものでOK。具沢山にすると立派な1品になります。

まとめ

いかがでしょうか?
大根の定番「おでん」もありますが、時短をテーマなので省きました。
安くて便利で美味しい大根、ぜひ色々楽しんでくださいね。

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