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わたしとディズニーの話

ディズニーといえば何を思い浮かべますか?
テーマパークでしょうか。
プリンセス映画やピクサー映画でしょうか。
それともミッキーやミニーといったキャラクターでしょうか。

「ディズニー」
という大枠から、連想ゲームのように出てくる中で、私が真っ先に思い浮かべるのは「夢を信じる気持ち」です。

小さい頃からディズニー映画を見て育ちました。
特別両親はディズニーに興味がなかったようですが、女の子ならプリンセスは喜ぶんじゃないか
そんな気持ちで見せていたようです。

その中でも特別気に入って見ていたのがシンデレラでした。
懐かしのVHSを何回も何回も巻き戻して再生して、擦り切れてもう見れないよという頃にDVDのシンデレラとシンデレラ2のスペシャルパックのようなものを買って貰った記憶があります。

自分の力ではどうしようも無い環境の変化で苦労をしていた女の子が、それでも幸せな夢を諦めずに前向きに生きる。そして助けを得て幸せを掴み取る。

幼いながらにそのストーリーを「美しい」「好きだ」と感じた私の感性が、今の私を作っているんだと思います。素晴らしい。

ディズニーのテーマパークでは、度々「夢」「勇気」「希望」「信じること」をテーマにしたパレードやショーが展開されています。
シーで大人気だった「ファンタズミック」
直近で公開されている「ビリーヴ!」や「ハーモニックインカラー」もそうです。

数ある中でも私が大好きだったのは、今年の4月にラスト公演だった「ドリーミング・アップ!」
ミッキーが先頭に立ち進んでくるフロートの美しさ、プリンセスが並ぶ額縁のような籠のようなフロート。ピーターパンとウェンディが空を飛ぶ演出。
「願いを込めればそれがあなたを導いてくれる」「信じればどこへでも行ける」という歌詞。

どれを取っても大好きなパレードで、人生の中で1番見て、1番泣いたパレードでした。

ディズニーの「夢や希望を信じる」は、あやふやさや「信じるものは救われる」というふわっとした励ましではなく

素敵な未来が待ってるよ!さあ行こう!
夢や希望を信じれば、それは必ず叶うんだ!

と、見る側の背中を押し、鼓舞し、一緒に行こうと手を引っ張る優しさがあるような気がするのです。

私はシンデレラのような強く優しく、夢や希望を信じて努力する女性になりたい。

そんな私の背中を「素敵な未来が待ってるよ!」と手を引いてくれるミッキーやミニー、「信じれば空だって飛べるさ!」と私の重い心を浮かせてくれる大好きなピーターパン。私の道標になってくれる強くて優しいプリンセスたち。

そんな私の人生の道標のようなパークパレードが、私は大好きです。

車の事故で静かだった膝爆弾が再発してしまい、久しぶりの動けない毎日。何も上手くいかないような焦燥感や、不安感。そこから派生していくかのように人への不信感が湧く日々。

9月までの順風満帆さがどこへやら、ほんとうに天地がひっくりかえったように辛いことが続いた10月でしたが、私はそれでもシンデレラのように人にやさしく、夢や希望を信じる凛とした女性でありたい。

少し忘れかけていたことを取り戻しに、来週は車椅子で久しぶりのパークを楽しんでこようと思います。

大丈夫、どれだけつらくても
これからは素敵な未来が待ってる。

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