M様邸の地鎮祭
12月の晴れた日に、M様邸で地鎮祭を執り行いました。
今回は、積算担当・津田がその様子をお伝えします。
地鎮祭とは
地鎮祭とは、建築工事を始める前に、その土地の神様に許しを得て、工事の安全を祈願する儀式です。
この日の儀式は、総社和田八幡宮の神主様によって執り行われました。
参加者は、施主様のご家族と、弊社の担当者、工事監督です。
地鎮祭の様子
地鎮祭では、施主様にお手伝いいただく場面がいくつかあります。
「清祓の儀(きよはらいのぎ)」では、計画建物の四隅や、取り壊された建物の水まわりを神主様がお祓いし、施主様がお酒と水で清めます。
こちらの土地では、長年お住まいになった建物を解体し、新たに家を建てる計画です。
真っさらになった土地で、懐かしい台所やトイレの配置を思い出しながら、
「お世話になったトイレの神様にお酒をあげようね」と、ご家族で丁寧にお清めを行いました。
地鎮祭後のかわいらしい光景
地鎮祭の後は、近隣へのご挨拶を行いました。施主様と弊社スタッフで挨拶まわりをしている間に、お子様たちの地鎮祭ごっこが始まりました。
「かーん、かーん、かーん」 と、カマで刈り取って
「えい、えい、えい」 と、クワで耕すよ。
そして最後はスコップで3回、土をすくいます!
先ほど見たばかりの「地鎮の儀(じちんのぎ)」の様子を、小枝で再現して遊ぶお子様達の様子が、とても可愛らしかったです。
おわりに
私はふだん見積や申請など裏方の業務を担当しています。地鎮祭への参列は今回が初めてでしたが、住み慣れた家にお別れをして、新たな建築に向けて祈りを捧げる儀式は、大切な節目であり美しくドラマチックな瞬間だと思いました。
工事の安全をお祈りするとともに、ご家族の歴史の舞台となる家づくりを
お支えすることの重みを感じました。
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