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私の大好きな街【メルボルン】

オーストラリアに移住してきて13年目。日本人美容師夫婦と8歳、6歳、2歳の3人の男の子を持つママこと、モンブランです。


11月の第一週の火曜日、明日ですね。明日はメルボルンカップです。

メルボルンカップとは?

メルボルンで競馬があり、1年に1回の3000m24頭の馬が走ります。

競馬場行った事ありますか?

スキな人はスキですよね!!

私は日本に住んでいるとき、1度だけ行ったことがあります。

片手に新聞を持ったおっちゃんがいっぱいいたのをうっすら覚えています。

しかし、ここメルボルンでは、新聞を持ったおっちゃんはいなくて、とても華やかなイベントです。

本当に、レディース&ジェントルマンしかいません。

競馬場に入場するのに、約$200(1万5千円)払って中に入ります。中に入るには、ドレスコードがあって、男性はスーツやシャツ、女性はドレス、そして、頭に大きな飾りをつけて、競馬場でシャンパン片手に応援します。


全然違うでしょ。

この日はとても素敵な服をきて街を歩く、30代以上の人が多いです。70歳くらいのご夫婦もいつもは着ないようなピンクのドレスに頭に花をつけたおばあちゃんや、腰曲がっているけど、スーツで蝶ネクタイのおじいちゃんをよく見ます。

しかし、今年は無観客ででやるそうです。

毎年、お店のスタッフを家に招いてBBQをしながら、テレビで馬を応援していましたが、今年はできなさそうですね。

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この、メルボルンカップで走る馬、日本の馬や日本人ジョッキーもいます。毎年1~2頭は日本の馬が走ります。私がオーストラリアに来た年は、1位、2位が日本の馬でした。

私、オーストラリアに来て語学学校に行かなかったんですが、バスで知り合った人が語学学校にいってて、「今日はメルボルンカップだから、どの馬が勝つと思う?」と先生が聞いて$2集めて予想が的中した人が集めたお金をもらえるという授業をしたと聞いたことがあります。

オーストラリアは州によって祝日やイベントの日にちが違います。

私は、ブリスベンに7年住んでいて、現在はメルボルンに6年住んでいます。

ブリスベンは気候がとてもいいです。雨はあまり、降らないし平均気温がだいたい20度~25度。半袖だけでも過ごせます。冬は若干寒いので上着は合った方がいいですが…

メルボルンは、気候が良くない。1日で春夏秋冬が体験できます。朝晩は寒いし、昼は暑いし、衣替えもしないといけないし、冬はどんより曇ってたり、小雨がパラパラしています。

しかし、メルボルンは季節ごとにイベントがあります。

1月は、全豪オープンテニス。

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この時は男子はナダル、女子はセリーナウィリアムズの試合でした。

3月はF1カー(リアルカーズ)。

4月はイースターとコメディーフェス。

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日本からは吉本興業から大道芸人のバンバンビガロさんが来てくれました。

9月はメルボルンショーといって巨大遊園地や農業ショー、福袋が売られている子供がダイスキなイベント。フットボールの決勝戦。

10月はハロウィン。

11月はメルボルンカップ。

12月はクリスマス。

こんな感じでイベントがあります。

今年は、テニスしか楽しめませんでした。3月のF1カーは車で15分くらいのところの道路がすべてサーキットになり、車の音でうるさいのですが、今年はキャンセルになりました。他のイベントはほとんどキャンセルになりました。

そんなメルボルンでしたが、メルボルン市493.6万人、ビクトリア州は668.9万人です。
  
ちなみに日本で2番目の都市は大阪市269.1万人、大阪府882.3万人です。

一番人口が多い都市はシドニーがあるニューサウスウェールズ州(815.8万人)です。

メルボルンは、日本からダイソー、無印良品、三井林業、三菱商事、三井物産、製紙会社、マツダ、トヨタ、日産、ユニクロ、会計事務所などの企業がオーストラリアに進出しています。

本や雑誌は手に入りにくいですが、シドニーに行けば、紀伊国屋もあります。もちろんオンラインでも買えますが、送料が高いので、利用している人があまり見かけません。今は電子書籍でお手軽に買えるので便利な世の中になりました。

オーストラリアは元イギリスの植民地でした。

そして、このイギリスの名残が多く残っているのが、ここメルボルンだと思います。

そして、カフェ文化もあり、コーヒーはどの州よりもおいしいと思います。そして、ちょっとだけ安いです。多分、水がコーヒーが美味しくなる水(超軟水)だそうです。

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他にも、メルボルンは大企業よりも個人のお店の方が、オシャレでとても作りが凝っています。

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誰もが見つけやす場所ではなく、ちょっとした路地裏や見つけにくい入口だったり、自分だけが知っているという隠れ家的な感じがいいんでしょうね。

Cityと呼ばれる、縦4~5駅、横5~6駅の長方形エリアでは、トラム(路面電車)が無料です。

車を運転するときは、この路面電車の存在がイラっとしますが、利用する方はわざわざ地下に下りたり、階段でホームに上らなくても乗れるので、便利です。

あと、世界で住みやすい街ランキング1位を7年~8年連続で取った過去があります。

去年、おととしで路面電車のレーンに車が逆走、暴走して、何も関係のない人たちが数名なくなりました。テロの予告を受けたこともあるので、今年は1位を取ることができませんでしたが、私は住みやすいと思っています。

街並みは英国時代の名残が残っているモノもあるし、近代的な建物との融合、緑や公園もたくさんあるし、海も近いし、冬は雪も降るし、自然を感じることもできます。

何年か前、乙武さんがメルボルンを移住先に決めるために何週間か滞在したそうです。当時のことYOU TUBEでお話しされていました。

乙武さんは車いすなので、バリアフリーだと一人でどこでもいける。

メルボルン、バリアフリーは当たり前、少しの階段でもスロープがあったり、簡易のエレベーターがあります。少し遠回りしますが、ベビーカーで困ったことは、ほぼありません。トラムも新しいのは、バリアフリー完備。しかし、古いものは階段が3段くらいありますが、だいたい、誰かが手伝ってくれます。優しい人多いです。

でも、乙武さんはメルボルンに移住をしませんでした。

なぜなら、マイクラでいうイージーモードだったそうです。

要するに、生きていくのが簡単。簡単すぎてダメになりそう。少し、難しいくらいが人生は楽しい。

そう言っていました。

簡単すぎる。

わかります。少し不便なくらいの方が、やりがいや楽しさ、達成感を得ることができるからです。

私にとって、ここは、少し不便な場所なので、それくらいがちょうどいいのかなと思っています。

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