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質問に答えてみた「どうやってデザインを学びましたか?」

「どうやってデザインを学びましたか?」
これは私のサイトへ届いた質問の一つ。

こんな質問などを、自サイトやらTwitterやらでいただく事があり、そろそろ個別にお返事するのも大変になってきたのでnoteに公開してみました。

私は、今やっている "仕事に関するデザイン(Webデザインやグラフィックデザイン)" の勉強を、学校などで学んだりはしていません

強いていうなら建築設計(デザイン)を学んでいましたが、直接これらに関係しているかというとそうでもない。

かといって、独学でどういうことをしたかと聞かれると、これも難しい。正直「学ぶ」を主としたことはあまり無い気がします。

実際は「結果 : 学びになっていた」ことが多いんじゃないかと。


実際振り返ってみても「自分で作りたいものがあるから、とにかく作ってた」が大きい。

しかもその学びだって "まだまだ" なわけで。より正確にいうなら「今も自分で作りたいものを、とにかく作ってる!」のです。

なので「どうやってデザインを学びましたか?」の問いは「どうやってデザインを学んでいますか?」という現在進行形が本当は正しくて。
作りたいものをとにかく作って、それが結果学びになっている」という答えが一番しっくりきそう。

そして以下を「学び方」の一つの解としてお答えさせていただければ、と思います。


その1. とにかく作る!

で、私がやっていることと言えば、これに尽きます。
とにかく作る!

自分で手を動かして作るって楽しい。
そしてその作る技術を自分の力にしたいのであれば、なおさら "「実際作る」に勝るものはなし " であると、ここは断言しておきたい。

例えば私は「好きなデザインを真似る(トレースする)」であったり「自分が作りたいと思うことを作る」ということをよくやります。

デザインという大きな枠から始めようとすると、何から手をつけていいのか悩みそうだけど、作りたいものを作るという小さなところから始めると「それに必要な物は何か」というミニマムな思考から始められるので、より理解しやすく・効率的だし・めちゃくちゃ吸収率がいい気がします。


その2. とにかく楽しむ!

あとは作るのをただ楽しむ。

どうせやるなら、無理に脳に覚えこませるより、楽しんで覚えた方がいい。
という考えの元、とにかく楽しむ

実際はたまに上手く作れないこととかもあったり、間違えたり、もっといい作り方があったり…「イラッ!」まではいかなくても、ちょっと不機嫌になったりはします。でもやっぱり楽しんだ方がいいなって毎回なる。

楽しいと、もっと作りたくなる。
そして楽しいの後には継続がついてくる。継続は力になる。

結果、きっとそこにはたくさんの学びがあって、多分前よりもっと知りたいことや、やりたいことが増えて、もっともっと楽しくなるんじゃないでしょうか。

ちなみに失敗してまた同じものを一から作り直す時「また同じものを作るのか〜っ(泣)」て思う方もいるかと思うんですが(私はこのタイプ)、2回目はね…実はもっと上手に作れるんですよ。1回目よりも確実に上手に!

だから嫌がらず作り直すって大事。自分が上達してるの、すごく感じれます。


その3. とにかく見る・観る!

引き出しを増やすためには、やっぱり見るの大事。この色の組み合わせいいな。このちらし目につきやすいな。このWebサイト読みやすいな。いろんな見るで、自分のいいなをストックしときましょ。

これは「いい」も大事だけど「これはどうなの?」という気づきも大事。両方ストックしておくといいかもしれません。

そして見るだけではもったいないので、さらに観る。
つまり観察してみましょう

文字が読みやすいデザインはどうして読みやすいのか。
使いにくいUIはどこが使いにくいのか。
なぜこの色は落ち着くのか。



この3つをやっていれば、インプットもアウトプットもできます。ほら、そんな難しくないはず…。

もちろん王道の決まり事みたいなのはあるので、本は一冊くらい読んでおくのはお勧めです。例えばこんな本とか。

でも本だけ読んでも始まりません。上達しません。
だから作ろう!楽しんで作ろう!そして見よう・観よう!です。


最後まで読んでいただきありがとうございます。 暑くなってきたので冷たい飲み物が美味しいです。