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タケノコの尊さを知ったおはなし

毎日投稿は無理だけど毎月投稿ならいけるでしょ!
なんておもっていたら4月ももう終わり。
この1カ月の中で印象に残ったタケノコのお話を書きます。


タケノコ、それは3~5月が旬とされていて私が大好きな食材・・・
家では炊き込みご飯の素を使ってたけのこごはんを食べるし
たけのこの水煮を買ってゆずこしょうとおかかソテーをしたり
居酒屋でたけのこの天ぷらなんかあればもう最高。


そんなタケノコ(カタカナで書きたいときとひらがなでかきたいときがあるので混在させます)ですが、大元のあの茶色い皮に包まれたそのまんまの大きなタケノコを家で取り扱ったことはありませんでした。


ある日夫がスーパーに買い出しに行ってくれて、袋から取り出したのがその皮に包まれた大きなタケノコ!!!
ええ~こんなの買ってきちゃった!
タケノコって生の奴はあく抜きとかするって聞いたけど、面倒くさそう~~
夫それ知ってるのかな、もうこのタケノコの調理は夫に任せよう・・・
(わたしはスルーして冷蔵庫放置・・・・)


1週間後、そのタケノコを大きな鍋でグツグツ煮込む夫の姿がありました。
あくぬきとして、お米のとぎ汁を使ったそう。
タケノコが浮かないように鍋より小さいふたをを入れて押さえたり、じっくり2時間時々様子を見ながらお世話をしてくれていました。


あくを抜いたタケノコの皮を夫がとってみると、、、、
なんと小さなタケノコ
タケノコってこんな希少なの・・・・?
ホイホイ水煮の大きいのとかかってたけど、こんな苦労があったなんて・・・大きいのを収穫してもあくを抜いて皮を取ったらこんなにこじんまりするの・・・・・?
タケノコの尊さを知りました・・・。
今回の一本でたけのこご飯、たけのこ天ぷら、バターソテーなどなど期待していた自分を殴りたかったです。恥ずかしい・・・。


その後希少なタケノコはだし醤油で軽く炒められ、はやいうちから浸水させておいた米と一緒に炊かれ、非常においしいたけのこご飯となりました。
タケノコの尊さを知るとよりおいしく感じ、おかわりまでしました。


ガツガツ食べながら、夫になぜ持ち帰るのは重いわ、あく抜きやら大変だというのにそのまんまの大きなタケノコを買ったのか聞いたところ、「ちっちが喜ぶと思ったから」と言われました。
わたしがタケノコ大好きなことを知っていて、タケノコで何か作ってあげようと思ったと。
ああ。。。なんでこんなの買ってきたんだ、面倒くさいのにと思った自分をまたしても殴りたい。私はなんて愚かなんだ・・・
自分のことしか考えてないじゃないか。。。
この人は本当に素敵な人だ。。。
一緒にいて愛情、タケノコの尊さ、色々なことを教えてもらっています。


タケノコの尊さと自分の愚かさがよく分かった4月の出来事でした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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