2020年7月読書メーター まとめ

2020年7月の読書記録です。今月は仕事が忙しくてあんまり本が読めなかったかも。

2020年7月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:716ページ
ナイス数:42ナイス

https://bookmeter.com/users/802676/summary/monthly


■ただいま神様当番

青山美智子さんの新作を読了。いつも青山さんの作品にはカラクリがあって、ハッとなる発見があって面白い♪個人的には最初のOLさんの話に勇気付けられ、ちょっとした考え方の変化で生き方を変えていけそうだと感じました。毎朝の通勤で出会う人たちにも当たり前だけどそれぞれの人生があるのよね。何度か読み返すとまた発見がありそうでわくわくします。


読了日:07月31日 著者:青山 美智子
https://bookmeter.com/books/15988977

小説を読み始めて好きになった作家さんの新作。今回もとても心温まる連作短編集で、読後感がとても幸せ。社長さんの話もとてもよかった。青山さんの作品はとても自分に合っているようで、どの作品も大好きです。

■サキの忘れ物


心暖まる短編集でした。表題と『隣のビル』、『河川敷のガゼル』はどこか心に暖かい風が吹いたような読後感。『ペチュニア〜』や『真夜中のゲームブック』は遊び心ある実験的な小説で楽しみながら読めました。喫茶店の話もなんだかわかる感じがよく、全体的に色々な種類の話が詰まってて、通勤時間に少しずつ読み進めるのにおすすめ本。日常でどこか感じているものが所々にあって、個人的にほっこりしていました。


読了日:07月21日 著者:津村 記久子
https://bookmeter.com/books/15995775

初めて読んだ作家さんの新作。書店員の新井さんが紹介されていたので、早速読んでみたところ、いい出会いの本になりました。『隣のビル』には本当に励まされました。

■世界の危険思想 悪いやつらの頭の中 (光文社新書)


世界の危険な場所に著者自ら取材に行き、彼らがどうして犯罪に手を染めるのか紹介。ひとつひとつの話が短く、読みやすい文体なのですらすら読める。日本にずっと住んでいる日本人だから感覚的にやはり理解し難いこともたくさんあるけど、海外旅行で出会った物乞いの子供たちをふと思い出した。金くれってめちゃくちゃ追いかけられて、なんとか追い返して少し可哀想だと思ってたけど、彼らはきっとたいして何も思わず、次のカモを見つけるだけだったのかもしれない。NYの地下住民の話がどこか身近に感じたエピソードだった。


読了日:07月14日 著者:丸山 ゴンザレス
https://bookmeter.com/books/13799130

Kindleでセールになっていて、ちょっと前に俳優の中村倫也さんが雑誌で紹介されてて気になっててダウンロードして読んでみました。自分が生きててたぶん出会うことのない人たちのことを知れる本はとても面白いです。

通勤中にちょこちょこ読める本を7月中は読めてよかったです。

まだまだ自宅にこもる日々が続きそうなので、図書館にも通える余裕が出てきたらもうちょっと色々な本を読み進めたいな。


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