2020年9月の読書メーターまとめ


1週間に1冊くらいの読書のペースがちょうどいいよかななんて思ってきた今日この頃。
9月は4冊読みました。

2020年9月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:707ページ
ナイス数:56ナイス

https://bookmeter.com/users/802676/summary/monthly

■NHK出版 学びのきほん 本の世界をめぐる冒険 (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)


「本はどのように誕生し、どう発展してきたのか」。本の歴史、日本の本の歴史、そして本の未来とは。いつも身近にある本とはそもそもなんだっけという疑問を解きほぐすような一冊。今の私たちの読書の方法なんかも大きな歴史から見たら一時的なものかもしれなくて、これからの本のあり方も色々な方向性がありそうだなって思えました。
書店員の新井さんがエッセイでオススメしていたので読んでみました。通勤時間でさっと読める教養によい本

読了日:09月24日 著者:ナカムラクニオ

https://bookmeter.com/books/15853610

本への関わり方、認識がいい方向に変わって面白かった本でした。

■明日クビになっても大丈夫!


Webライターヨッピーさんの本。自己啓発系の本はあまり読まないけど、前々からヨッピーさんの記事が好きで、どんな本を書かれたのかなって気になり手を取りました。フリーとしてのノウハウが書かれてるのですが、特にそういう志向のない人でも、ヨッピーさんの歩みや仕事の背景など面白く知れるので読み物としてよいかも!「会いたい人に会う」「行きたい所に行く」「やりたい事をやる」。簡単なことなのになかなかできないけど、今の世の中、できる時思った時にやらないと後悔しそう。小さなことから人生変えていこうと思えた本でした。
読了日:09月16日 著者:ヨッピー
https://bookmeter.com/books/12287681

他の方の感想で「ヨッピーファンブック」って書いてあって、どこか納得。ファンの人は読んでみると絶対楽しめると思う内容で、仕事を辞めたい人もそうでない人も一度読んでみたら面白いと思う。


■丸の内魔法少女ミラクリーナ


村田さんの本3冊目読了。4つの短編がそれぞれありそうな不気味な世界観。表題の話と「秘密の花園」は、現代でもあり得そうだなと。後半の2作は近未来的で、ジェンダーや感情など考えられる内容。「怒り」の感情を持たない人も確かに増えてきているのかも。今の当たり前をぶち壊していく村田さんの小説は今作も面白かったです

読了日:09月15日 著者:村田 沙耶香
https://bookmeter.com/books/15107319

初恋相手を監禁しちゃう話に驚いた。村田さんの本はやっぱ刺激的でいいですね!


■百年と一日 (単行本)


花田菜々子さんが紹介されていて、気になり読んでみた短編集。目次に並ぶタイトルが、タイトルだけで物語っているような独特な並び。一編一編がそれぞれ、かつてどこかに存在した誰かの話で、長い長い時が流れているものもあり、不思議な感覚にとらわれる本。日常でいつかどこかで感じた空気感を感じる。最初の「一年一組一番と二組一番」の話が好きだった。
読了日:09月09日 著者:柴崎 友香
https://bookmeter.com/books/16089985

空気感が好きな短編集。もう少し年を取ってからまた読んでみたいな。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?