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『家、ついて行ってイイですか?』で見る人を慮る想像力|心のバランス@ちっち

毎クールお気に入りのドラマは録画してみているちっちです!

そんな中ドラマでもないのに、ずっと録画しっぱなしなのがテレビ東京の『家、ついて行ってイイですか?』

毎週水曜日の午後21:00から放送されており、MCにおぎやはぎの矢作さん、ビビる大木さん、テレ東アナウンサーの狩野アナが出演していて、ゲストが毎週代わるがわる出ている

番組は、終電間際の駅や日中の地元のスーパー、施設で一般の方に声をかけて、家までついていく

そして、声をかけた方の過去や現在のエピソードをインタビューしていくというシンプルな番組

この番組は純粋に楽しめるとともにヘビーオーディエンスのちっちがこの番組を通して育まれていった『相手への想像力』について説明したい

寝坊防止でイス寝!元通産省の男性が、往復7時間半かけて遠距離通勤する理由:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

インタビューされる方は非常に個性的で「家が汚い」「過去の辛い体験」を持った人たちだ

ちっちが伝えたい『相手への想像力』を説明するために

「寝坊防止でイス寝!元通産省の男性が、往復7時間半かけて遠距離通勤する理由:家、ついて行ってイイですか?」

の重松直道さんの回を説明したい

深夜の新橋駅で出会った重松さんは、通産省の外郭団体に勤務しており、茨城県の職場から鎌倉方面の自宅まで毎日往復7時間半をかけて通勤している

睡眠時間は2時間ちょっとで、あとは電車の仮眠とのこと

見た目はロマンスグレーにいかついサングラスをかけ、黒のロングコートで、声をかけやすい人とは到底思えない

厳つい見た目の理由

夜でも電車の中でもサングラスをかけ、厳つい風貌をしている人って、普段の生活でもいるよね?

普段だと、おしゃれを間違えている、だとか、気取ってるとか、結構ネガティブな感情を持ってそういった人たちを見ることがあるけど、重松さんには強面風に見せている理由があった

「強面風に見せかけておけば、場は収まるんですよ」

つまり、通勤中のトラブルを避けるためにサングラスや黒のコートを着用し、強面風にみせているとのこと

表立って同意するのは難しいが、確かに、ちっちもそういった人にはあまり関わらないようにするし、近くに寄らないかもしれない

重松さんはちっちのような人との関わりを減らし、予防線を張るためにそのような風貌をしていたのだ

だとしたら、普段見かけるサングラスをかけ、いかつい格好をした人たちを見たときに重松さんを思い出すと、「格好つけ」「イキってる」といった角の尖った偏見は丸みを帯び、「一緒にこの世の中を生活している」という風に見えてくる

官僚のイメージと人としての生活

ちっちのイメージだと、官僚と政治家がごっちゃになってしまい、政治家の悪いイメージもそのまま官僚に染み付いてしまっていた

もちろんしっかり調べると官僚と政治家はともに仕事をしているものの、大臣の答弁や政策の根本をリサーチや計画書を作成している、黒子の、だいぶ漆黒な黒子を徹している重要な役割のようだ

重松さんも元通産省の官僚で若い頃はバリバリと働いていたようだ

官僚も政治家ももちろん人の生活をしており、様々な悩みや不安を抱えて生活していることをどうしてもおざなりにしてしまうが、この番組では、そういった人の、人としての生活にスポットを当ててくれる

現在通勤に7時間かけている理由が両親の終の棲家を用意するために購入した家があるからだ(現在は売却などすると負債となるため、そのまま住んでいるようですが)

残念ながら購入した時点で、ご両親と離れ離れになることとなってしまう

普段生活をしているときに出会う様々な人、テレビの向こうにいる芸能人や官僚、なんなら皇族の方だって色々な思いを持っている人であることを思い起こさせてくれるこの番組のこのエピソードが相手を慮る、人への想像力を育ませてくれる回だった

コロナで人と会う機会が減った中で、色々な人と出会わせてくれるこの番組!!

今日も21時から楽しみ♪楽しみ♪

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