chichorina

広報歴15年のフリーランスPRコンサルタント。 2020年5月に会社員を卒業し、同年6…

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広報歴15年のフリーランスPRコンサルタント。 2020年5月に会社員を卒業し、同年6月よりフリーランス。不動産、建設、教育、アパレル、化粧品、ヘルスケア領域など様々な業界のPRサポートを実施。業務範囲はPR戦略の策定〜実行まで。広報担当者の育成も手がける。広報界隈の小ネタなど。

最近の記事

満を持して・・・「&広報.」発足

以前、「広報のステータスをあげて、広報の人も企業もハッピーになるプロジェクトを立ち上げたい」という旨をTweetして、その反響の大きさに驚き、そして、仲間を募集し立ち上がった例のプロジェクトのその後のお話をしようかと。 ≪発信したnote記事≫ 以前の投稿でプロジェクト参画したいと手を挙げてくれた仲間はなんと、 46名!! 感無量である。 そんな感無量のプロジェクトのビジョンおよび名前がこの度決定した。 会社組織のプロジェクトではないため、時間はかかりながらもなんと

    • 広報の広報による広報のための啓発活動②

      前回、1回で終わらせるつもりが思った以上に長くなってしまったので、続きをこちらに記していきたい。 前回の記事↓↓↓↓ 状況を打破するために何する??広報職への理解度の低さがもたらす弊害を嘆くのに飽きた私は、ある日、ふと思った。 「私、広報やんか。PRパーソンやん。」と。 そう、誰かが何かしてくれるのを待つのではなく、自分の手で世の中を変えていくスキルをすでに持っている。ならば、そのスキルを最大限に活用するだけじゃないか。 そして、このプロジェクトに多くの方に参画して

      • 広報の広報による広報のための啓発活動①

        先日、「広報のステータスをあげて、広報の人も企業もハッピーになるプロジェクトを立ち上げたい」という旨をTweetしたところ、その反響の大きさに驚いた。 なぜって、私のtweetが100を超える「いいね」を記録するのなんて、盆・暮れ・正月ぐらいだからだ。 同じような未来を願っている人が多くいるんだなと、そしてこれからこのプロジェクトを進めるにあたっての勇気をもらった。 そんなわけでいよいよ始動していきたいと思うわけだが、まずは一度、このプロジェクトを始めようと思った経緯や

        • "新商品発売だからメディアアプローチ開始"ではないよ。の話

          よく、「新商品を発売するので、そのタイミングに合わせて、メディア露出を最大化したい。」という問い合わせを頂く。 疑問がいくつかわく。 ①新商品のニュース性はいかに ②発売タイミングの戦略性は? ③露出最大化というが、これまでPRは? ④発売日まで1ヶ月切ってるよ?? 今日は特に③について触れたい。 いわゆるプロモーション期間が決まっていてその中の活動の一環と意思で捉えられてるんだろうと思うが、メディアリレーションズに期間は関係ない。 人と関係性を構築するのに期間は関

        満を持して・・・「&広報.」発足

          経験なしパイプなしリソースなしでもPRの結果はついてくるというお話

          先日とっても感動する話を聞いたので、記しておきたく、久しぶりにnoteを更新する。これからはもう少し頑張って更新していく(つもり)。 昨年8月にPR講座を受講してくれたベンチャー企業(社会を知る動画メディア「RICEメディア」を運営するTomoshi Bito株式会社)のメディア露出がすごい。わたしの講座を受けたからとかそんなことを言いたいのではない。廣瀬 智之 社長がすごい。 この約半年の間に新聞、ラジオ、テレビ、WEBなどあらゆるメディアを席巻し、その快進撃は2023

          経験なしパイプなしリソースなしでもPRの結果はついてくるというお話

          広報戦略を立てる時最初にするのは

          こんにちは! ずいぶん稼働していなかったnoteですが、ぼちぼちと再開していこうかなと思っています。 今日はタイトルの通り、PR戦略について。 それも最初の一歩です。 ビジネスであれ、なんであれ、たとえ、広報でなかったとしても、今後の活動戦略を立てる時は、現状把握をすると思います。 広報の場合、その時に確認すべきは、その時の広報活動の現状や結果から見た課題ではなく、「経営課題」の方を見ていきます。 なぜか。 広報は経営に直結する活動であり、経営戦略を無視した広報はない

          広報戦略を立てる時最初にするのは

          「PR」をサービスとして提供する時②ー報告/連絡がない

          前回の続きで、PRをサービスとして提供していく時に気を付けるべき点として、よくあるクレーム例として挙げた「連絡/報告がない」について書いていきたい。 よくあるクレーム例に「報告/連絡がない」というのがある。 想像するに、事業会社で広報PRを担っている方で独立した方に多いのではと思う。 なぜか。 インハウスでPR活動をしていると、社内で濃密なコミュニケーションを取ることができるため、チームメンバーとも、そこまで細々と会議を開いて情報共有をしたりする必要はないからである。

          「PR」をサービスとして提供する時②ー報告/連絡がない

          「PR」をサービスとして提供する時①

          PR、広報のスキルを持っていることと、それを”サービス”として提供し、対価を受け取ることは別物だ。 事業会社でどれだけPRの経験を積んで、成果を上げていても、もしくは、PR講座で学んで実地経験のない人が、個人でサービス提供する段になったらつまづくという話はよく聞く。 まず、「PR代行」や「PRコンサル」というのは、サービス業であるという認識が必要だ。 PR会社時代によく上司から言われたことは、「クライアントを不安にさせるな」という言葉だ。 【よくあるトラブル例(クライ

          「PR」をサービスとして提供する時①

          報道の著作権の話

          TVや雑誌、新聞に露出した場合 当然、HPや店頭で映像や記事を使いたくなります。 しかし、これには著作権問題がつきまといます。 なので使用したい場合には、必ず、記者や編集部の人に 使用可否や二次利用について確認をしてください。 ”バレなきゃいい”と教えてる講座や講師も存在しますが、 とんでもない話です。 なぜなら、その行為自体が会社やお店の信用に関わるからです。 私のクライアントさんで、これから上場を 目指している企業があります。 その企業さんにも、自社メディアな

          報道の著作権の話

          広報という立場で発信する時

          新音声メディアClubHouse。 色んなROOMの話を聞いている。 やはり、新規メディアだからか、広告や広報、 報道関係(特にTVとWEBメディア)のROOMも多い。 たまたま、広報関係者が集まるROOMの話を聞いていた時、ここで、違和感を覚えた。 なぜなら広報というのは、裏方だ。 基本的に前に出てくることは少ない。 取材を受けるのは、社長や役員、社員など。 その取材をお膳立てしているのが広報だ。 ところが、このClubHouseでは、その裏方が 自社の製品やサービ

          広報という立場で発信する時

          私(僕)、記者30人と友達なんで~PR会社、コンサルタントの選び方~

          PR会社の営業や、時にはフリーランスの広報パーソンが、営業トークとして、メディアとのパイプの太さを口にすることがあります。     クライアントにしてみたら、そのパイプで露出につながる!!と、当然のことながら期待を持つでしょう。   で、最初の1回ぐらいは”お付き合い”で露出につながることもあるでしょう。     ですが、よく考えてみましょう。     PR会社やコンサルがクライアントに提供するべきは、「クライアントとメディアとの良好な関係」を創出し維持するためのサービスであ

          私(僕)、記者30人と友達なんで~PR会社、コンサルタントの選び方~