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英語ができないメリット|暮らすように旅してみるニューヨーク編

英語ができないことでメリットもある

ニューヨーク(アメリカ)は英語圏なので、暮らすように旅してみるには、ある程度、英語ができることが必須なのではないかという疑問をいただいた。
結論から言うと、答えはNo。英語(現地の言葉)ができなくても暮らすように旅することができる。
ただ、言葉ができた方が情報は取りやすいし、逆に言葉ができないことで、感覚が呼び起こされやすいという特徴はある。

言葉ができないと感性が叩き起こされる

例えば、買い物に行って、どのレジに並べばいいかは、言葉ができれば近くにいる人に聞いて、正しい列に並べる。
他方、言葉ができないと、人の動きや持っている商品を見て、感覚を冴えわたらせて、どの列に並ぶのが正解か推測して並び、正解だとそのままレジしてもらえるし、不正解だとこの列じゃないよとジェスチャーされて違う列に並ぶことになる。
わたしは、実際にフランス語圏で不正解レーンに並んだことがあり、大変時間を費やしたことがある。
感覚が呼び覚まされると、「お、この道は危なそうだ」など、第六感的なアンテナも持てるようになる。
言葉ができないときに大切なのは、自分の見極める目(感性)と、時間の余裕だ。

文明の利器を使う

なんて、思っていたら、言語ができなくても翻訳機をガンガン使えばいいと、海外歴の長い友人に言われた。
確かにその通りで、今は無料アプリのGoogle翻訳で、書いていることも写真に撮れば訳してくれる機能もついている。
これは、レストランのメニューを解読するのにとても役立つ。

言葉ができなくても得られるものは多い

ちなみに、わたしは英語であれば、あいさつはできるし、アルファベットも読めるので、ニューヨークは楽勝。ただ、くるりのように、ハローもグッバイもサンキューも言わなくなると、すこし厳しいかもしれない。
仕事の時はさすがにあいさつだけでは足りなくて、そういうときは通訳をつける。
フランスに行った時は、「サヨナラさえ上手に言えなかった」けれど、1ヶ月ほどなんとか暮らすことができた。小泉今日子が言うように、「想い出が星になる」のは本当だ。ただ、フランス語のサヨナラは少し難しい。
知らないことを楽しめれば、なんとかなるものだ。



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