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夜を旅するしおり

こんにちは、桜田千尋です。
今回は文フリで出すグッズ「夜を旅するしおり」について少しお話したいと思います。
実はしおりは結構前から出したいなと思っていたグッズの一つだったのですがなかなか作れなかったグッズの一つでした。
今回の文フリでようやく作ることができたのでその辺りのことをお話ししようかなと。

「夜を旅するしおり」ですが、4枚の夜の風景をしおりにしました。
文フリで「三毛猫ランプ」という本を出すのですが、そこに使っている挿絵を使っています。

4枚の夜の風景をしおりにしました。台紙にセットした状態での販売です
表に風景の絵がきて裏側には言葉がきます。
新刊の挿絵を使ってしおりを作ってみました。


そもそも、なんでこんなのを作ろうと思ったのかというと自分のイラストを長方形にまとめた画像を作ったときに、これがしおりになったら良さそうというところから着想を得ました。

こんな感じや
こんな感じ。


で、実際に作ったのがこちら。


上が青系の空をまとめたもの、下が赤系の空をまとめたものです
表の風景面
裏にはなんかいい感じのポエムを入れてみました。
台紙をかえたりして楽しんでみたり。

A4サイズの台紙に6枚のしおりがセットになったものを想定していました。
個人的にはいい感じ!と思っていたのですがめちゃめちゃ手間が掛かるため結局販売には至らず……となってしまいます。

というのも、しおりを切る工程と台紙に切り込みを入れる工程、しおりを台紙に差し込む工程が全部手作業なんですよね。数部程度ならいいのですが販売するとなるとある程度量が必要なので、それはさすがに……ということで諦めていました。

こんな感じで大きな用紙に印刷したのをカットしていきます
台紙にも目印を入れていて、ここにカッターで切り込みを入れています


そんなこんなで、時は流れて現在。
めでたく文学フリマのスペースはもらえたものの、本以外のグッズも出したかったんですよね。
満月珈琲店のグッズも出せなくはないけど、せっかくなら初売りのものを作りたい……ということでこのしおりのセットを出せないかと考えます。

ブックカバーやしおりのような読書グッズは以前から作りたかったのと、文学フリマはそれを出すのにぴったりな場所だと思ったんですよね。
で、試行錯誤して辿り着いたのが6枚セットではなく4枚セットにするということでした。台紙も当初はA4サイズで作っていたのですが、半分のA5サイズにしてみます。

ただ栞の大きさは変わらないので台紙にハメた時の余白の感じが変わってしまうのが嫌だなぁと思いつつ、あれこれ考えてこの形で落ち着きました。

最初は上に文字を置いていたのですが、左に寄せて右側に文字を置いてみました。

なかなかいい感じに仕上がったのではないかと思います!
文学フリマ東京に持って行きますのでよかったら来てください!

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