今日の料理は、涼拌海蜇頭（クラゲの頭の冷菜）だ。クラゲの冷菜は、中華料理店の前菜の定番。作れるようになれば、おうちで気軽にお店気分を味わうことができる。

もちろん、クラゲのような食材に馴染みがある人は少ないだろうから、心理的ハードルはあることだろう。だが、戻すのに時間がかかるのは確かではあるものの、戻してしまえば調理は至って簡単だ。

新たに技術いらずの本格中華がレパートリーに加わるとなれば、試してみる価値はあるはずだ。食材を見かけたら臆することなく購入して欲しい。なんせ美味しいので。

涼拌海蜇頭　凉拌海蜇头
liángbàn hǎizhétóu

つるりコリコリと爽快な食感のクラゲ。そこに黒酢ダレの酸味とコク、ニンニク・香菜の香りを乗せると、なんとも食欲をそそる前菜の出来上がり。

透明なクラゲの美しさも、食欲をそそる。クラゲを戻しているときは怪訝そうに見ていた我が子も、完成品を見たら嬉々として箸を伸ばしてくれた。

改めて、旨いなあ。僕自身もクラゲをもっと日常に取り込んでいこうと思い直す機会になった。

因みに、今回は中華街で買ったクラゲの頭を使用した。足より安価だが、だからと言って、味が落ちるようにも思われないからだ。「クラゲの頭」でググると通販もたくさん出るので、予算に合ったものを選ぼう。

また、今回は黒酢タレの分量を書いたので、是非お試しください。