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CBO(最高ブランディング責任者)が考える企業ブランド戦略について

これは『クラウドファンディング市場』全体の問題ですが、現在は当初の実現したい事への共感から、ファン、資金が集まる理想的な仕組みから、海外の輸入代行販売プラットホーム化しつつあります。

株式会社マクアケ 第5期決算公告です。
確実に売上は上がってきていますが、成長率はけして良いと言えません。

当期純利益:4,000万円
利益余剰金:△1億8,2000万円
株主資本:8300万円(株主資本比率14.7%)

なぜ輸入販売代行に頼るのか?

クラウドファンディング市場全体が、今の完成品の代行販売/マーケティングプラットホームになっているのも、達成金額×20%=手数料=売上ですが、売上を上げるには、「登録プロジェクト数」×「達成金額」×「達成確率」×「手数料」=『売上』になるので、既存のマーケティングがされている、販売見込みがある、完成品が、売上に繋がりやすいからです。

クラウドファンディング市場が陥りつつある最悪の状態

そもそものクラウドファンディングでやる必要がないになってく事です。

本題に入りますが、Makuakeさんの例として、CBO(最高ブランディング責任者)として、やるとしたら、3点の切り口からアイデンティティの再定義をしてきます。

1)CI/BI/SIの整理
2)市場選定
3)ビジネスモデル

1)CI/BI/SIの整理
コーポレート・アイデンティティ(CI)
課題:実現したい世界観が弱い
→株式会社マクアケが実現する世界観を確立

ランド・アイデンティティ(BI)
課題:輸入商品が増えて、Makueakeらしい=独自の価値がわかりづらくなっている
→Makuakeらしいの最定義

サービス・アイデンティティ(SI)
課題:商品点数が増えているカテゴリー分けで限界がきている
→FOOD/地方/チャレンジ系/BIZ

2)市場選定
campfireさんがうまいですが、信用与信情報として、FINTECH市場を狙っています。さらには仮想通貨、ICOも視野に入れています。跳ねるならここだと思います。

3)ビジネスモデル
クラウドファンディングのビジネスモデル自体、スケールするビジネスモデルではなく、つねにプロジェクト数を増やし続けずに、競合も同じ事をレッドオーシャンだからです。

以上、ざっくりですが、コーポレートの株式会社マクアケ,中山 亮太郎さんが、クラウドファンディング、株式会社マクアケを通して、どんな世界を実現したいかが本質です。

そこが決まれば、すべてが自然と決まってきます。




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