どっしりと重く、ねっとりと濃厚で、食べようとするとカレー独特の香辛料の香りに包まれ、汗が吹き出してくる、セブンイレブンの「ハンバーグカレードリア」。

　これは本当に久しぶりのザ・夜食での登場となる。２年間で２０００本ほどエッセイやコラムを書いているので記憶に乏しいが、もしかすると初登場かも知れない。（理由は見栄えが悪いから）

　ザ・夜食にしてはやや重めかと思いつつ、幼い頃からカレーとなれば跳び上がって喜び、カレー皿に３杯は必ず食していた大好物である故に、この夜食は涙が出るほど嬉しくなってしまう。

　ただ、電子レンジで温めるのは良いが、一度冷蔵庫で保管して冷たくなった「ハンバーグカレードリア」は、なかなか均一に温まらないことがあり、難儀することもある。

　案の定、今回もハンバーグの中心まで熱くなっていなかったので、電子レンジで２度目の温めで、ようやく美味しい温度になってくれた。また、器が紙製なので最初の頃は違和感があったものの、今は馴れてしまった。

　この「ハンバーグカレードリア」を食すときは、銀食器のスプーンは使わず、木製のスプーンを使うことにしている。その根拠はないが、熱々なこのドリアをスプーンで掬い上げ、口に運ぶ時は木製の方が火傷しないように勝手に思っているのだろうと。

　大変、ごちそうさまでした。