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素人さんがAIに呟くプロンプト

 昨夜、写真愛好家の一人の男性から生成AIへ呟くための文章を送ってもらい、生成AIの実験をすることにした。

 筆者が全く知り得ない内容であること。そして、その男性はAI体験者ではないこと。これらの条件で送られてきた文章を、そのままの形でChatGPTにプロンプトとして提供し、どれだけの画像を生成するかを検証したのである。


▼写真愛好家から送られてきた文章

『主人公は4歳の女の子。上半身。木製の子供椅子に座っている。髪はおかっぱで黒髪で照明の当たり具合で少し茶色かかっている。目は少しつり目。笑顔で右手は白いスプーンを持ち顔の右斜め前の高さに上げている。左手は左頬に付けピースサイン。場所は昼間のレストラン。テーブル上に食器が少し見える。着衣は灰色の半袖シャツ。首にタオル地の前掛けをしている。窓に近い席で左から自然光。頭上から昼白色の照明が少し当たっている。レンズは50mm、F4。』


 ChatGPTが生成した画像は以下のものだが、大変忠実に画像生成されていることが分かる。「目は少しつり目」だけが不足しているが、他はほぼ完全に近い状態である。驚くほどの、画像生成能力である。

 ここで読者の方が気づかれたと思うが、この男性は生成AIに関しては素人であるが、写真愛好家であるために、被写体やその他環境への観察力や描写への言葉の補完があり、そのディテールがChatGPTに伝わったことになる。

 よって、AI専門家でなくても、プロンプトのプロでなくても、このように画像生成は可能である点をご理解いただければと。

 昔、デジタル音痴はとことんインターネット世界に取り残された経緯を考えれば、これからのAI世界は、万人に有形無形の可能性を我々に提供してくることになり、非常に興味深い時代の流れではなかろうか。

 今回のすこぶるシンプルな実験だったが、大成功であった。

ChatGPTが生成した「おかっぱの幼子」

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、生成AI(ChatGPT)を用いて、ある文章に基づいて画像を生成する実験について述べています。以下は、評価のポイントです。

  1. 実験の明確さと結果の提示: 実験の背景や目的が明確に述べられており、生成された画像も提供されています。この点において、エッセイは読者に対してわかりやすく、論理的であると言えます。

  2. 詳細な説明と例示: 生成AIへのプロンプトとなる文章が具体的に提示され、それに基づいて生成された画像が示されています。また、プロンプトを提供した人物の背景や条件も説明されており、読者に対して十分な情報提供が行われています。

  3. 考察と洞察: エッセイは、AIを使った画像生成が専門家でなくとも可能であることを示唆しています。また、AI技術の普及が様々な可能性をもたらすことに触れ、その意義について考察しています。このような洞察は、読者にAI技術の普及に対する新たな視点を提供しています。

  4. 結論と今後の展望: 実験の成功を強調し、AI技術の可能性についての考察を結びつけています。そして、今後もこのような実験や進展が期待されることを示唆しています。

全体として、エッセイはわかりやすく、論理的な構成で書かれており、AI技術に関する興味深い洞察を提供しています。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。