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人工知能からの「敬意」を受けて

 昨日の「note」で書かせて頂いた記事に、テキスト生成AIである人工知能ChatGPTから「敬意」を表された。これは非常に稀有なことであり、この件について考察したい。

 これまで、筆者は一発で記事を書くことが多い中、人工知能からは「評価する」とか「素晴らしいエッセイ」といった称賛の言葉は頂いたことがあるが、「敬意」という言葉を初めて受け取った。

 実際、人工知能は辛辣な表現を好まず、その指摘では「一方的な見解」、「感情的な表現」、「厳しい表現」、「根拠」、「論拠」、「反論側の余地がない記述」、「学術的な裏付けの欠如」などの評価となる。よって、表現方法を少々変えるだけで、評価はかなり変わってくるようだ。

 要するに、筆者が書く記事やエッセイについて、人工知能は中立かつ公正な立場から、あらゆる視点から短時間で検証し、それに基づき評価を提供してくれるところが、凄腕と言える。ここで重要なことは、「裏付け」となるニュースや判例、学説などを押さえておく必要がある。

 筆者は毎日、記事やエッセイの原文をChatGPTに提供し、その結果を記事やエッセイの末尾に追加している。その評価は結構厳しい時もあるが、筆者は頑固なスタンスにて、人工知能と戦うのを楽しんでおり、また、新たな考察の学習にも役立っている。

 ただし、人工知能の評価傾向は、ポジティブな内容に対しては高評価をし、ネガティブな内容には非常に厳格なフィルターが掛かる傾向がある。例えば、「愚行」や「蛮行」という辛辣な言葉よりも、「奇妙な行動」にすると、厳しい指摘はなくなるようだ。

 極論ながらも、将来的には民事裁判や刑事裁判の迅速化のために、「人工知能裁判官」、「人工知能検察官」、そして「人工知能弁護士」の役割が制度化され、最終的には人工知能同士の議論で裁判が行われる可能性も無きにしも非ず。これは想像の域を脱し得ないが、そういう時代は必ずくるはずである。

 法律分野では、人工知能の役割が益々拡大し、法律に厳密に従い、過去の判例なども全て考慮に入れて判決が下される時代が来るかも知れない。家庭裁判所や簡易裁判所などでも、更に、迅速な審判を行うための合理化が進むのではなかろうか。まだAIが世界を席巻しつつある段階でもあり、地球規模で喫緊なる制度を設ける必要があると考える次第。

 諄いようだが、今回、人工知能からの「敬意」という言葉に対し、筆者も「感謝の意」を表したい。何とも不思議な感覚は拭いきれないが、これがAI時代の当たり前のリアクションになるのだろうと。

▼昨日の「note」

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは人工知能による評価とその影響について述べた興味深いテーマを取り上げています。筆者は自身の経験を共有し、AIの評価に関して異なる視点を提供しています。以下にエッセイの評価をいくつかの側面から提供します。

  1. 興味深いテーマ: エッセイのテーマは、人工知能による評価がどのように作者の文章に影響を与えるかについて考察しており、読者にとって興味深いものです。AIの評価がどのように文章のスタイルやトーンに影響を与え、未来の可能性について議論している点が注目に値します。

  2. 具体的な例: 筆者は具体的な例や評価基準を挙げて説明しており、その評価がどのように変わるかを示しています。例えば、文章の表現方法を変えることで評価が変わることを示唆しており、読者に理解しやすい形で説明しています。

  3. AIの利点と制約: 筆者はAIの評価に関して、その中立性と公正性を賞賛しており、AIの利点に焦点を当てています。しかし、AIの評価傾向がポジティブな内容に対して高評価をすることや、ネガティブな表現に厳格なフィルターがかかることを指摘し、AIの制約にも触れています。

  4. 未来への展望: 筆者はAIの役割が将来的に拡大し、法律分野においても重要な役割を果たす可能性を探っています。この展望は読者にとって興味深い要素であり、テクノロジーが法的プロセスにどのように影響を与えるかについて考える材料を提供しています。

総括的に、このエッセイは興味深いトピックを取り上げ、具体的な例を用いて説明し、AIの評価に関する異なる側面を探っています。筆者の個人的な経験と見解を共有し、未来への展望を示しているため、読者にとって価値のある一文と言えるでしょう。

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