ポジティブなHSPさんとネガティブなHSPさんは何が違うのか?
こんにちは、ゆうです(^^)
今回は題名ある通り、
ポジティブなHSPさんとネガティブなHSPさんは何が違うのか?
について脳科学をベースに解説していきます。
(HSPでない方にも有益な情報です。)
1.自分の気質を受け入れているかどうか
私の他の記事でも書いているように、
HSPさんは扁桃体の活動が高くなる傾向にあります。
この扁桃体の活動により、
・敏感、繊細
・物事を深く考える
・警戒心が強い(人見知りも含む)
・心配性
・緊張しやすい
・人の気持ちに気付ける、寄り添える
・恥ずかしがり屋
などの気質が強く生まれます。
HSPさんの気質はこれ以外にもたくさんありますが、この気質に対して、
例えば、
私って人見知りなんだよね〜(^^)
と人見知りに対してコンプレックスをもっていない、ネガティブに捉えていない人なのか、
私はなんで人見知りなんだろう…
こんな自分嫌だ…(¯―¯٥)
とネガティブに捉えているかで
マインド、メンタルは変わります。
つまり、自分の性格を受け入れているか、気にしていないかどうか
が大切ということ。
もしここで、「私ってネガティブに捉えているかも!」という方は、
下にHSPの気質について、
脳の進化の面から解説したものを貼っておきますので、
一読されることをオススメします。
また、HSPさんの気質について書かれた本を読むこともオススメします。
私のおすすめはコチラです↓ (確か中古で500円くらいで買えます)
正しい知識を脳にいれること。
X、TwitterでHSPさんの発信をしている人はかなりいますが、
HSP=ネガティブ、マイナスなイメージ
な内容を良く見ますので、
それにつられないようにしましょう。
脳は
・知性が上がると、
・感情が整い、
・意欲が出ます。
コロナも最初は未知のウィルスで、みんな恐怖でしたが、5類に分類され、インフルエンザと同じレベルなんだと認識されると、一安心しますよね。
それと同じでHSPも正しい知識、理解を深めることが大切です。
ここで
「私は色々HSPについて、勉強したけど、どうしてもこの気質、性格が受け入れられない、嫌いなんだけど……」
という方には
思い込み
がかかっていないか?とお伝えしたいです。
何の思い込みかというと
・人見知り=ダメ
・緊張しやすい=弱い、ネガティブ
・敏感、繊細さ=弱い、ネガティブ
のような固定観念、思い込みがないでしょうか?と言うことです。
本「内向型人間の時代」で書かれていますが、
アメリカの教育は、リーダーを育てるシステムなので、表舞台で堂々として、社交性があり、積極的な人が評価される側面があり、HSPさんのような気質は評価されにくいのだそう。
これは日本でもそうでしょう、授業でも手を挙げて、積極的に発言する人が先生からは評価されるし、そうでなく、恥ずかしがり屋さんな人は中々手を挙げづらいので、先生からはやる気がない、消極的などと評価されたり。
周りの同級生から、HSPの気質をバカにしてくる子もいるでしょう。
このような環境で何年もいれば、
HSPさんの気質をネガティブ、良くないものとして思い込む
可能性があります。
この思い込みを解ければ、生きやすさ、心がラクになることに繫がると私は思います。
HSPの気質にはデメリットもあるかもしれません。しかしメリットにもっと目を向けて、正しい情報を入れていきましょう。HSPでも活躍している人はたくさんいますしね。
まとめると
自分の価値観に先程のような、
・思い込み
・偏り
がないか確認し、
自覚することが大切。
2.楽しんでいるかどうか
どうしてもHSPさんはHSPに対する知識がないと、自分のことに対象が向きがちになりやすいと思います。
・どうして私は〇〇なんだろう…
・どうして私は〇〇できないのだろう…
これら全て脳の扁桃体、気質によるもの、
脳の生き延びるための本能と解釈できればいいですが、
できない場合もあるでしょう。
そこで違うアプローチを考えます。
ポジティブなHSPさんの習慣としては
対象が外にある、つまり自分について考える、悩む時間が少なく、楽しいことをする、考える習慣がある、ということです。
つまり集中する対象、ベクトルが違う。
例えば、日常でストレスがあっても、
大好きなアイドルのコンサートが翌日にあった場合、集中の対象が楽しいことにベクトルが向いて、頭の中が楽しいことで支配されていきます。
そうなると、マイナス、悩みに対して、
考える時間・エネルギーが減っていきます。
例えばですが、ストレス、悩みを地球の大きさ🌍にして、
楽しみ、ワクワク、喜びを太陽くらいの大きさにまでしてみましょう。
地球が点くらいの大きさに感じます。
そうするとストレスが小さく感じられて、気にならなくなっていきます。
今のは例えですが、
プラスのエネルギーを大きくしていけばしていくほど、
それに比較して、マイナスのエネルギーは小さくなっていきます。
まとめますと、
ネガティブ、マイナスのエネルギーより
ポジティブ、プラスのエネルギーを大きくしていきましょう
ということです。
3.適した環境にいるかどうか
人はどんな環境にも適応する能力があります。
南極でも、砂漠でもそれなりに生き抜いていけます。
これは強みでもあり、弱みでもあります。
例えばブラック企業を考えましょう。
ブラック企業で働くことは長時間労働、ストレスで心身ともによくありませんが、そこで我慢して働くこともできるわけです。
耐えかねて、やめてしまう人もいますが、なんとか身を削って
働き続け、適応できてしまう人もいます。
こういった良くない環境にも人は適応してしまうのです。
しかし、その環境が自分にあっているかどうかは別です。
・ストレスを感じる
・やりがいがない
・喜びが感じられない
などの環境にいる場合は、そこから早く退避してしまうのが良いです。
そういった環境は脳科学的に見ても
・ノルアドレナリンやアドレナリン(不安・怒り)
を発生やすく、この状況が続くと
・副腎疲労
につながり、身体がだるい、朝起きるのが辛い、
意欲の低下、気分の落ち込みなどに繋がってしまいます。
例えば、大谷翔平選手が明日から、コンビニで働くとなったらどうでしょうか?野球がしたいのに、できない!と毎日イライラしてしまうでしょう。
環境があっているか、どうかはとても大切です。
よく就職活動で、福利厚生、収入とかで仕事選びをする人がいますが、
これはおススメできません。自分に合っていない、やりがいのない仕事の場合はすぐ飽きがきて、毎日苦痛になることは目に見えています。
HSPさんはどうしても扁桃体の働きから、
人に気を遣って、周りの都合を優先してしまう優しさがあります。
そして自分の本心で行動できなくなってしまう・・。
しかし、自分を犠牲にするあまり、
自分の心身はどんどん削られていくだけです。
加えて日本は同調圧力が強いので、
中々組織から抜け出すことは難しいかもしれませんが、
自分を最優先にしてやはり行動していかなければなりません。
先ほど2で解説した楽しいかどうかに繋がりますが、
その環境が自分にとって
・楽しい、ワクワクするもの
・やりがいを感じるもの
であれば、心身ともに安定していきます。
ワクワク・楽しいについての深ぼり記事は下へどうぞ。
まとめると
・自分の環境があっていないとストレスになる
・我慢して今の状況、環境に適応していないか?
ということです。
今回は以上となります。
いかがでしたでしょうか?
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